昨日からの続きです
初診のカウンセリング後、よく考えて「矯正治療を始めるぞ」と
決心がつきましたら、次は「精密検査」です。
「検査」って一体どのようなことをするのでしょうか
今日は矯正治療で行う検査の内容をおおまかに紹介しますね
<頭部X線規格写真撮影>
撮影された側面頭部X線規格写真
撮影された正面頭部X線規格写真
オクルーザルX線写真や
デンタルX線写真なども撮影する場合があります。
<顔面写真撮影>
顔貌診査のために正面・斜め45度・側面から顔面を撮影します。
口腔内診査のために様々な角度から口腔内を撮影します。
口腔内を撮影しやすくするために唇を広げる器具や鏡を使って撮影します。
診断に必要な石膏模型を作製するために歯型が必要です。
上の歯、下の歯それぞれ採得しますが冷たい粘土のような物を
お口の中に入れ硬化を待ちますので苦しく感じることもあります。
その後、採得した印象に石膏を流して石膏模型を作製します。
20分程度で硬化し石膏模型が出来上がります。
出来上がった石膏模型やレントゲン写真などを分析し
具体的な治療方針を患者さんと相談しながら決めます。
ここまでの検査に約2時間かかります。
診断結果よっては理想の形に近づけるために手術が必要となる場合もあり、
その場合はさらに検査項目が増えます。
いかがだったでしょうか意外に検査項目ありましたね
次回は「マルチブラケット装置を装着している様子」を紹介します
明日へ続きます
6/11公開のブログより、通常のブログに戻ります