昨日からの続きです
「矯正歯科」を受診しようと思うきっかけは皆さん様々です
・見かけが気になる
・上手く咬めない
・顎が痛くて、口が開けずらい
・家族が気にしている
・他人に言われて気になり出した
・学校や歯科医に指摘された
・歯磨きがしにくい
まだまだ、他にも理由はありますが・・・
では、受診された患者さんのお口の中はどのような状態なのでしょう
今日はまず、よくある代表的な「不正咬合」の種類を見てみましょう
もっとたくさんのタイプをご覧になりたい方はこちら
それでは、矯正治療にはどのような装置があるのでしょうか
ほとんどの永久歯の矯正治療で使用します。
一歯ずつに小さな器具をつけ、全体に一本のワイヤーを通します。
3~4週に一度、調節することで、それぞれの歯が動いていきます。
この金属のタイプと別に目立ちにくい白っぽいタイプもあります。
こちらは保定装置です。
マルチブラケット装置を外した後に使う装置です。
取り外しができる簡単な装置で正しくなった歯並びが
きちんと機能するために補助的に使います。
この他に永久歯が生え変わる、まだ乳歯が残っている時期に
成長発育に合わせて使う、おもに子供の治療に使う矯正装置もあります。
こちらはアクチバトール( F・K・O )です。
口の中でカプッとくわえる状態で使用します。
上や下の針金の調節で前歯を動かし、
赤いプラスチックの部分で顎を誘導します。
固定式となっていますので取り外しはできません。
歯の裏側にあるワイヤーを調節し、部分的に歯を動かします。
取り外しができ、寝ている時に使うことが出来ます。
主に一番の奥の歯をさらに奥へ動かす時に使います。
これ以外にも矯正装置は色々ありますが、今日はここまでにします。
明日は「矯正治療の進め方」について紹介したいと思います
明日へ続きます
6/11公開のブログより、通常のブログに戻ります