法則その5  「人は感情で動く・生徒も教師も感情で動く」好き嫌いの心理

               

人は、何事も好きな人とは上手くいき、嫌いな人とは上手くいきません。


教師と生徒の関係もそうです。互いに好意的な人間関係の中では、たいていのことは上手くいき


ます。教師が生徒を嫌いになったり、生徒が教師を嫌いになったりすると、なにをしても上手く


いかなくなります。

人間関係において、互いの好き嫌いの感情は、人間にとって最も基本的な問題です。


しかし、もっとも難しい問題でもあります。

これが、上手くいき、生徒と教師の「好意的人間関係」ができれば、毎朝学級に行くことが楽し


くなり、喜びを感じることができます。


教室にいることが、担任のコンフォートゾーンになるのです。

逆に「好意的人間関係」が上手くいかないと、教師がどんなにすばらしい話しをしても、なかな


か生徒は受け容れてくれません。

好きな先生がいったことは、正しい。嫌いな先生がいったことは、聞き流す。受け容れない。


大人の私達もそうではないでしょうか。