声のかけ方だけでは子どもは変わらない

声のかけ方だけでは子どもは変わらない

こんにちは、東ちひろです。

いつも読んでいただきありがとうございます。

今日のテーマは「声のかけ方だけでは子どもは変わらない」です

休みが続くと、子どもは家にいることに慣れていき、登校を面倒くさがることがあります。

早速ですが、私はこんな質問をよく受けます。

ゲーム三昧をやめる言い方を知りたい
どう言えば、勉強する気になるか知りたい
どう言えば、登校し始めるのかを知りたい

本日のテーマのように、声のかけ方だけでは子どもは変わりません。

それよりも、

なぜ、ゲーム三昧になるのか
なぜ、勉強しないのか
なぜ、登校しないのか

を分かる必要があります。

こちらの記事で「なぜ、不登校さんが勉強しないのか」を書きました。

今日は、ゲームや動画・SNS三昧について書きますね。

今の不登校さんの多くは

男子は、ゲーム三昧が多く
女子は、動画三昧・SNS三昧が多いです。

親はご多忙ですが、お休みをしているお子さんは時間がたっぷりあって「お暇」です。

そのため、その時間をお金を使わず楽しめる、ゲームや動画やSNSに費やします。

では、なぜ不登校さんは、ゲーム三昧や動画・SNS三昧になるのでしょうか。

理由は色々ありますが、

学校に行かない膨大な時間をゲームや動画が埋め合わせをしてくれると言えます。

ゲームは、ユーザーがのめりこむように、頭がいい人が、楽しいゲームをやめられないように展開してくれます。

動画については、関連動画として、ユーザーのお好み動画を飽きさせないように次々と表示してくれます。

もっと、深いところを考えると、

ゲームや動画を触っていれば、学校に行っていない自分と向かわなくてすみます。

さらに、もっと深いところでいうと、

ゲームのキャラクターや、動画のユーチューバーに自分を同化させて自分の「承認欲求」を満たしているとも言えます。

というこことは・・・

ゲームや動画・SNSに関係なく、日常生活の中で、不登校さんが承認される必要があります。

でないと、ゲームや動画に増々ハマります。

つまり、今日のテーマである、声のかけ方だけでは子どもは変わらないわけです。

本来、不登校さんが欲しい「承認」を「家庭の中」で得られないと、お子さんは同じことを続けてしまうことになります。

では、寒暖差が大きい日が続きます。

ご自愛くださいませ。

東ちひろ（公認心理師・スクールカウンセラー）

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