京都 上賀茂 葵祭関連神事「賀茂競馬」中止 神事のみ斎行 /新型コロナ 実効再生産数(Rt)の計算?????????

 

京都 上賀茂 葵祭関連神事「賀茂競馬」中止 神事のみ斎行

 

 

 新型コロナウイルスの影響できょう開催予定だった「賀茂競馬(かもくらべうま)」が中止され、京都市北区の上賀茂神社では神事だけ営まれました。馬を走らせ速さを競う「賀茂競馬」は、平安時代に始まったとされる五穀豊穣などを祈願する行事で毎年多くの観光客らが見学に訪れます。ことしは新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために中止となり、境内の芝生地に馬場は設けられませんでした。きょうは、宮司や関係者およそ25人が参列し神事だけが営まれました。

 

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【上賀茂神社】美しい斎王桜と葵祭の神事について

https://www.excite.co.jp/news/article/Kyotopi_QwjtD/

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京都府5月31日まで休業要請 

 

 

 

 政府の緊急事態宣言の延長を受け京都府は、宣言期限の今月末まで引き続き、休業要請の延長を行うと発表しました。

きょう午前、京都府は対策本部会議を開き政府の緊急事態宣言延長や京都府の感染状況を踏まえ引き続き、府民の外出自粛やイベント、学校、遊興施設をはじめ美術館や博物館、商業施設などへ今月31日まで休業要請を求めることとしました。また、自粛緩和は時間をかけて見極める必要があるとし大型連休の行動結果が出る今月中旬に国の検討結果や府内の感染状況や、医療提供体制の状況を見ながら改めて見直しを検討するとしました。

 

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京都市は6月中旬から10万円給付開始

 

新型コロナウイルスの緊急経済対策として国民1人あたり一律10万円を配る「特別定額給付金」について、京都市は来月中旬から給付を開始すると発表しました。京都市は「特別定額給付金」の申請手続きについて、マイナンバーカードを持っている人が利用できるオンライン申請の受付は今月中旬から開始し、郵送での受付については、6月上旬に市から申請書を送付すると発表しました。給付金の支給は6月中旬以降から順次行われる見込みだということです。京都市は今月中旬にコールセンターを設置し、手続きなどについて市民からの相談に応じることにしています。一方、京都府内では舞鶴市や亀岡市など一部の市や町ですでにオンライン申請の受付が始まっています。

 

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宣言延長 観光地「いつまで…」

 

 

緊急事態宣言が今月末まで延長されることについて、京都の観光地からは先行きが見えない状況を不安視する声などがあがっていました。

 

京都を代表する観光地の1つ、伏見稲荷大社周辺は参道を歩く人もまばらで、多くの店がシャッターを閉め、休業の張り紙を掲示しています。

参道にある神具などの販売店の経営者、南了仁さんは「感染が収まっていない以上、宣言の延長は致し方ないと思いますが、店の売り上げは激減していて従業員の生活のためにも早く解除してほしいのが本心です。日々の売り上げに生活がかかっているので、国や行政にはわかりやすく早い補助をお願いしたい」と話していました。

また、営業を続ける和食店の大藪善友さんは「長く苦しいこの状態が、いつまで続くのかわからないのが不安です。なんとか5月中に収まって参道にも元の賑わいが戻ってほしい」と話していました。

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京都市の学校 月末まで延長 ( 急げ「オンライン授業」、、「第3波」「第4波」に備えよ)

 

「緊急事態宣言」の延長について京都市の門川市長は、「京都が引き続き特定警戒都道府県に指定されることを重く受け止めている」と述べました。

その上で、「京都でも感染者数が減少傾向にあり、経路不明者も減っているものの、今は一番気を緩めてはならない時期だ。不要不急の外出を避け、よそからも京都には来ていただかないでいただきたい」とあらためて呼びかけました。

また門川市長は、今月17日までとしていた京都市立の学校の休校期間について、今月31日まで延長することを決めたことを明らかにしました。

希望する児童と生徒を対象に、17日以降は週1回程度、学習相談日として登校の機会を設けるほか、希望しない場合でも電話やメールなどで教師が学習の進捗を確認するなど休校の長期化に対応したサポート態勢をさらに整えていきたいとしています。

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2020年3月31日
京都の葵祭も行列を断念 ヒロイン「斎王代」も選ばず

 京都三大祭りの一つで、華麗な王朝行列で知られる葵祭(あおいまつり)を主催する葵祭行列保存会(京都市上京区)は31日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、5月15日に予定していた葵祭の行列行事「路頭(ろとう)の儀」などを中止すると発表した。祭りのヒロインである斎王代(さいおうだい)も今年は選出しない。5月4日に上賀茂神社(同市北区)で予定されていた斎王代列禊(みそぎ)の儀も中止する。
 保存会によれば、葵祭の行列や斎王代らの禊の儀には毎年大勢の観覧者らが詰めかけるため、取りやめることにしたという。
 葵祭は上賀茂神社と下鴨神社(同市左京区)の例祭。五穀豊穣(ほうじょう)を願って約1400年前に始まったとされ、「源氏物語」や「枕草子」にも登場する。例年、フタバアオイの葉を飾った平安装束姿の約500人の行列が京都御苑(上京区)から下鴨神社、上賀茂神社までの約8キロを巡行する。
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京都 平安装束 色鮮やかに…京都三大祭りのひとつ「葵祭」行われる / 観光客も見入る優雅な行列
http://kyoto00glo.blog.jp/archives/37375194.html

 

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上賀茂神社(約10万人)厄除け・開運  京都の初詣7(=京都 初詣セブン=)京都 樫の実WEB学園


上賀茂神社002b

正式名は賀茂別雷神社。 古代の豪族・賀茂氏の氏神社。 下鴨神社の祭神・玉依姫命の子である賀茂別雷神を祀っている。 厄除けの信仰を集めている。 本殿と権殿は国宝。文久3年(1863)に改築されている。 また、社殿の多くが重要文化財の指定を受けている。その年の安寧を祈る歳旦祭(さいたんさい)は、元旦の午前5時から。7日の午前10時からの白馬奏覧神事(はくばそうらんじんじ)は、年始に白馬(青馬)を見ると一年の邪気が祓われるという故事に則っている。

上賀茂神社001b

上賀茂神社003b
京都 樫の実WEB学園メモ(Map(英語))

京都 樫の実WEB学園

京都 樫の実WEB学園メモ(日本語地図)

京都 樫の実WEB学園


初詣予想参拝者数 約10万人
住所 京都市北区上賀茂本山339
交通 市バス 上賀茂御薗橋下車 徒歩5分
市バス 上賀茂神社前 徒歩すぐ
TEL 075-781-0011

 

=地図=  

賀茂別雷神社(上賀茂神社) =京都 世界遺産(World Heritage Sites)=

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Map(英語地図) (下をクリック!)

Map(英語地図)

 

 

上賀茂神社の四季(動画も) (下をクリック!)

 

 

上賀茂神社の四季

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今度は、伏見稲荷大社に行こう!


伏見稲荷大社001b

伏見稲荷神社(約270万人)商売繁盛・五穀豊穣 京都の初詣セブン(=京都 初詣7=)

(下をクリック!)

伏見稲荷神社(約270万人)商売繁盛・五穀豊穣 京都の初詣セブン(=京都 初詣7=)

初詣7(京都 kyoto) =伏見稲荷神社(約270万人)商売繁盛・五穀豊穣=VSOP5

(下をクリック!)

初詣7(京都 kyoto) =伏見稲荷神社(約270万人)商売繁盛・五穀豊穣=VSOP5

 

 

伏見稲荷大社 膝松さん=「木の旅」(京都パワースポット)=木のパワー11

 

 

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伏見稲荷大社 膝松さん=「木の旅」(京都パワースポット)=木のパワー11

 

伏見稲荷大社 おもかる石 =「石の旅」(京都パワースポット)= パワー石20

 

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伏見稲荷大社 おもかる石 =「石の旅」(京都パワースポット)= パワー石20

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「京都の世界文化遺産17」の旅に行こう!(すべて行ったことある?)
(下をクリック!地図を動そう!旅気分!行こうと思ったら、下の「大きな地図」をクリック!交通手段一発検索!)

「京都の世界文化遺産17」の旅に行こう!

 

参考 世界文化遺産 古都京都の文化財
1. 賀茂別雷神社(上賀茂神社)(京都市北区) 
2. 賀茂御祖神社(下鴨神社)(京都市左京区)
3. 教王護国寺(東寺)(京都市南区)
4. 清水寺(京都市東山区)
5. 延暦寺(滋賀県大津市坂本本町・京都市左京区)
6. 醍醐寺(京都市伏見区)
7. 仁和寺(京都市右京区)
8. 平等院(宇治市)
9. 宇治上神社(宇治市)
10. 高山寺(京都市右京区)
11. 西芳寺(苔寺)(京都市西京区)
12. 天龍寺(京都市右京区)
13. 鹿苑寺(金閣寺)(京都市北区)
14. 慈照寺(銀閣寺)(京都市左京区)
15. 龍安寺(京都市右京区) 
16. 本願寺(西本願寺)(京都市下京区) 
17. 二条城(京都市中京区)

 

 

参考

 

京都 樫の実WEB学園 メモ(L)(写真地図)

京都 樫の実WEB学園 メモ(L)(写真地図)

京都 樫の実WEB学園 メモ(S)(日本語地図)

京都 樫の実WEB学園 メモ(S)(日本語地図)

京都 樫の実WEB学園 メモ(F)(Map(英語地図))

京都 樫の実WEB学園 メモ(F)(Map(英語地図))

京都 樫の実WEB学園 メモ(J)

京都 樫の実WEB学園 メモ(J)

 

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京都大学 iPS 山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信

https://www.covid19-yamanaka.com/index.html 

山中伸弥先生 の提言


提言1 自分を、周囲の大切な人を、そして社会を守ろう
緊急事態宣言が全国に拡大されましたが、感染の拡大は止まりません。自分を、周囲の大切な人を、そして社会を守るために、4つの行動が求められています。
1.人と人との接触を減らす
4月22日、専門家会議は10の具体的な項目をあげました。私たちが、これらの項目を賢く、粘り強く遵守すれば、ウイルスは力を失います。日本人の規律の高さを示す時です。
2.社会を支える方々への敬意と感謝
皆が感染におびえる中でも、医療、流通、公共交通など多くの方々に、社会を支えて頂いています。これらの方々への感謝の気持ちが、いつも以上に強くなっています。これらの方々を守るためにも、人と人の接触を出来うる限り減らさなければなりません。
3.感染した方への思いやり
誰にでも感染は起こり得ます。1,2年後には半分くらいの日本人が感染している可能性もあります。感染した方への偏見や差別は無意味です。
4.休業を余儀なくされる方々への支援
飲食店、芸術家など多くの方々が休業を余儀なくされています。社会を守るため犠牲になって頂いています。国や自治体からの支援に加えて、自分で出来る支援を行いたいと思います。




提言2 医療体制を整備し、医療従事者への偏見をなくし、医療崩壊を防ごう
無症状者・軽症者用施設の拡張
ホテル等を利用した無症状や軽症感染者の専用施設設置が広がっています。日本の住宅事情では、感染者の自宅待機は困難です。無症状者の自治的活動や、感染後に回復した方の活用も検討し、出来るだけ収容できる数を増やすことが必要です。また滞在される方のストレス軽減も重要な課題です。

医療従事者の保護
重症者、重篤者の増大により、医療従事者の労働が過剰になり、感染のリスクも高まります。
・感染病床の増床
・人工呼吸器や防御服の増産、自治体をこえた柔軟な利用
・ローテンションなど、医療従事者の過重労働の軽減
・医療機関による役割分担体制の整備
・医療従事者の感染症対策に関する教育
・緊急性の低い、他疾患に対する処置や手術の延期
・抗体陽性者の活用
医師・看護師など医療従事者を、感染と過重労働から守る必要があります。
医療現場で細心の注意を払っても院内感染は起こり得ます。それがこのウイルスの怖さの一つです。最前線で活動されている医療従事者に最大限の敬意を表します。


提言3 目的を明確にした検査体制の強化
検査を国民全員に行うことは不可能です。検査の目的を明確にし、目的に応じた戦略が必要です。
1.感染が疑われる方の診断のための検査
医師の判断で、速やかにPCR検査が実施できる体制が必要です。
2.院内感染予防のための検査
他の病気で入院される方や医療従事者のPCR検査が必要です。各病院でのPCR検査体制を整備するとともに、無症候であっても保険適用が必要です。
3.市中感染の広がりを把握するための検査
数千人単位の調査が必要です。PCRでは困難です。抗体検査がより適しています。感染の広がりを把握することは、活動制限の程度を決定する上で不可欠です。抗体検査は、現状では感度や特異度が不明であり、1人1人の感染の有無の判断に使うのは危険です。しかし、集団として、どれくらいの人が感染したかを推察する目的では、極めて有用です。

PCR検査は、現在の10倍、100倍と検査体制を増やす必要があります。大学や民間の研究機関も活用するべきです。


提言4 国民への長期戦への協力要請と適切な補償
2月末のイベント自粛や休校措置の際、「ここ1,2週が山場」という言葉が誤解され、3月中旬に人が観光地や繁華街に溢れました。今回の緊急事態宣言においても「1か月頑張ろう!」という発言が誤解される可能性があります。厳格な対応をとっても、中国では第1波の収束に2か月を要しました。アメリアでは3か月と予測しています。第1波が収束しても、対策を緩めると第2波が懸念されます。対策は、ワクチンや治療薬が開発され、十分量が供給されるまで続けなければなりません。数か月から1年にわたる長期休業の間、事業主に対しての補償、従業員に対しての給与の支払いや再開時の雇用の保証を、国と自治体が行う必要があります。
国民に対して長期戦への対応協力を要請するべきです。休業等に対する強力で迅速な対策が必須です。


提言5 ワクチンと治療薬の開発に集中投資を
ワクチンは、早いものは臨床試験に入りました。しかしワクチンの開発は臨床試験に入ってからも時間がかかります。1年以上を要する可能性が高いです。アビガン等の既存薬が期待されていますが、過度の期待は禁物です。新型コロナウイルスの特性に応じた治療薬の開発が緊急の課題です。アメリカ等でワクチンや治療薬が開発されても、日本への供給は遅れたり、高額になる可能性もあります。産官学が協力し、国産のワクチンと治療薬の開発に全力で取り組まなければなりません。

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長期戦?に備え「凌ぐ知恵」を参考に、助けあいながら、

「医療崩壊」「社会崩壊」「経済崩壊」等なく、

みんなで生き延びよう!!!!

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実効再生産数(Rt)の計算を試みました ( iPS山中伸弥先生のHP  「専門外だが試みた」)


 新型コロナウイルスに対する対策は微妙な手綱さばきが求められます。緩めすぎると感染者の急増と医療崩壊を招きます。締めすぎると、休業自粛をお願いしている方々の生活が崩壊し、また抗体を持つ人の数がなかなか増えないため、第3波、第4波に対して脆弱になります。一人から何人に感染が広がるかを示す実効再生産数(Rt)を1未満で維持することが目安になります。Rtは統計や公衆衛生の専門家でないと算出できないと思い込んでいましたが、昨日に紹介した論文でエクセルを使って算出する方法が報告されています。そこで、専門外の科学者がRtを計算できるか試みてみました。Rtは、国や自治体の対策方針を決める重要な指標です。複数の研究者が独自に算出し、科学的議論に基づいた政策決定が健全と思われます。問題提起のために、専門外ではありますがあえて計算してみました。私の理解不足等による計算ミスもあり得ますので、あくまでも参考値としてお示しします。
(方法)

1.Coriらの論文からRtを計算するためのエクセルシートをダウンロード
2.Biらの論文からSerial intervalの平均を6.3日、標準偏差を4.2日と仮定
3.大阪府北海道、および京都市のホームページから感染者数の推移をダウンロード
4.エクセルに感染者数を入力し、Rtを計算。


(コメント)
この結果は、あくまでも専門外の私が1つの論文で報告された方法に基づき計算したものであり、専門家の方から見るとお叱りを受ける点も多いと思います。
しかし、大阪府民である私から見ると、大阪府のRtが4月21日に1を下まわり、5月1日現在で0.6程度という計算結果は、府民の努力が報われているようで嬉しく思います。この値が続くようであれば、経済活動等を少し緩和出来る可能性を期待します。しかし油断は禁物で、緩めすぎるとRtはあっという間に1を超えると思います。
京都市も市民の努力で4月16日以降、Rtの平均値は1未満とい結果です。しかし95%信頼区間の上限は1以上という結果ですので、努力を維持する必要がありますし、iPS細胞研究所でも活動を引き続き普段の約20%に抑えたいと思います。
北海道は、4月11日の段階で2.7という計算結果でしたが、道民の皆様の頑張りで、5月2日には1.12という計算結果です。まだ1を超えていますので、引き続きの頑張りが必要と思われます。
東京では、新規感染者を見つけるための検査数の実態を知ることが出来なかったため、Rtの計算は断念しました。
( iPS山中伸弥先生のHP より 2020 0505)

京都市における実効再生産数(Rt)の推移 例

京都大学 iPS 山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信

https://www.covid19-yamanaka.com/index.html 
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<数理科学で「証明」> 「検査」と「隔離」が重要! 新型コロナ感染症、接触削減「8割必要」モデルで算出 / (新型コロナ)PCR検査を倍にすれば、接触「5割減」でも収束可能?(「予防」と「治癒」)

http://news00math.blog.fc2.com/blog-entry-258.html

 

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「新型コロナ、最悪のシナリオ」米大学研究機関が予測 ( 新型コロナ、3つのシナリオ )パンデミックは24ヶ月続く

http://news00math.blog.fc2.com/blog-entry-257.html

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参考

「西浦博教授らが感染症の数理モデル」は「公開?」されていないので、不明だが、、、
実効再生産数 R(Rt)??

大学で「数学系、物理系、工学系」を学んだ人なら、理解可能? (「連立常微分方程式」で記述される「お話」)
(実効再生産数 R(Rt)の数式の「定義」をみるだけなら、「文系」の人にも理解可能??)
( 以下の上2つは、読みやすい!)

隔離と市中の感染者を分ける SIR モデル 佐野 雅己(Masaki Sano)
https://jimdo-storage.global.ssl.fastly.net/file/e9ac6416-0902-4195-ba0b-716efe0a0ee4/SIQRmodel.pdf

3.11以後の科学リテラシー 牧野淳一郎 神戸大学大学院
https://www.iwanami.co.jp/kagaku/Kagaku_202005_Makino_preprint.pdf

新型コロナウイルスの蔓延に関する一考察 科学教育総合研究所 小田垣 孝( 九州大学 名誉教授)
http://www001.upp.so-net.ne.jp/rise/images/新型コロナ一考察.pdf

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2020年5月6日

PCR検査を倍にすれば、接触「5割減」でも収束可能?

 

「第3波」「第4波」に備えるためにも「検査」と隔離」を

 

PCR検査を倍にすれば、接触「5割減」でも収束可能?

 

 新型コロナウイルスのPCR検査を増やすことで自宅などで隔離療養する感染者を倍増できるなら、国民の接触機会は、国が求める「8割減」でなく「5割減」でも、感染は早期に収まるとする計算結果を、九州大学の小田垣孝名誉教授(社会物理学)がまとめた。経済活動と感染拡大防止の両立の「かぎ」はPCR検査にあることを定量的に示したもので、議論を呼びそうだ。

 小田垣さんは、感染拡大防止のために国が施策の根拠の一つとして活用する「SIRモデル」を改良。公表値を使って独自に計算した。

 SIRモデルは、まだ感染していない人(S)、感染者(I)、治癒あるいは死亡した人(R)の数が時間とともにどう推移するかを示す数式で、1927年、スペインかぜの流行を解析するために英国で発表された。疫学の専門家でなくても理解できる平易な数式で、1世紀を経た今回のコロナ禍でも国内外の多くの識者がこの数式を現実に則して改良しながら、さまざまな計算結果を導いている。

 小田垣さんによると、このモデルの難点は、感染者を、他人にウイルスを感染させる存在として一律に扱っている点だ。だが、日本の現実の感染者は一律ではない。そこで、無症状や軽症のためPCR検査を受けずに通常の生活を続ける「市中感染者」と、PCR検査で陽性と判定されて自宅やホテルで隔離生活を送る「隔離感染者」の二つに感染者を分け、前者は周囲に感染させるが、後者は感染させないと仮定。さらに、陽性と判定されたらすぐに隔離されると仮定し、検査が増えるほど隔離感染者が増えて感染が抑えられる効果を考慮してモデルを改良し、解き直した。

 「接触機会削減」と「検査・隔離の拡充」という二つの対策によって新規感染者数が10分の1に減るのにかかる日数を計算したところ、検査数を現状に据え置いたまま接触機会を8割削減すると23日、10割削減(ロックアウトに相当)でも18日かかるとした。一方、検査数が倍増するなら接触機会が5割減でも14日ですみ、検査数が4倍増なら接触機会をまったく削減しなくても8日で達成するなど、接触機会削減より検査・隔離の拡充の方が対策として有効であることを数値ではじき出した。

 国は1日のPCR検査の能力を2万件まで拡充できるとしているが、実施数は最大9千件にとどまる。小田垣さんは「感染の兆候が体に一つでも表れた時点で検査して隔離することが有効だろう。接触機会を減らす対策はひとえに市民生活と経済を犠牲にする一方、検査と隔離のしくみの構築は政府の責任。その努力をせずに8割削減ばかりを強調するなら、それは国の責任放棄に等しい」と指摘している。

 

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なぜ諸外国と比べて日本だけ

 

PCR検査数が低いかの真相が明らかになるかも知れ

ません。

 

何しろOECD36か国中35位、日本より検査数が少ない

のはメキシコだけという状況なんですから。

 

諸外国やWHOが検査を重要視するのは、感染者を早く

見つけて隔離することがコロナ撲滅に有効だということから。

 

ようやく、論文が出ました。

 

日本は接触者を8割減などと中世の時代のような方策。

 

本音は一切家から出ないでくれということなんでしょうが。

 

論文の記事です。

 

PCR検査を倍にすれば、接触「5割減」でも収束可能?

 

 新型コロナウイルスのPCR検査を増やすことで自宅などで

隔離療養する感染者を倍増できるなら、国民の接触機会は、

国が求める「8割減」でなく「5割減」でも、感染は早期に収ま

るとする計算結果を、九州大学の小田垣孝名誉教授(社会

物理学)がまとめた。

ー中略ー

 小田垣さんは、感染拡大防止のために国が施策の根拠の

一つとして活用する「SIRモデル」を改良。公表値を使って独自

に計算した。

ー中略ー

日本の現実の感染者は一律ではない。そこで、無症状や

軽症のためPCR検査を受けずに通常の生活を続ける「市中

感染者」と、PCR検査で陽性と判定されて自宅やホテルで

隔離生活を送る「隔離感染者」の二つに感染者を分け、前者

は周囲に感染させるが、後者は感染させないと仮定。さらに、

陽性と判定されたらすぐに隔離されると仮定し、検査が増える

ほど隔離感染者が増えて感染が抑えられる効果を考慮して

モデルを改良し、解き直した。

「接触機会削減」と「検査・隔離の拡充」という二つの対策に

よって新規感染者数が10分の1に減るのにかかる日数を計算

したところ、検査数を現状に据え置いたまま接触機会を8割

削減すると23日、10割削減(ロックアウトに相当)でも18日か

かるとした。

一方、検査数が倍増するなら接触機会が5割減でも14日で

すみ、検査数が4倍増なら接触機会をまったく削減しなくても

8日で達成するなど、接触機会削減より検査・隔離の拡充の

方が対策として有効であることを数値ではじき出した。

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(新型コロナ)PCR検査を倍にすれば、接触「5割減」でも収束可能?

 

 朝日新聞デジタル

2020.5.6

 

 新型コロナウイルスのPCR検査を増やすことで自宅などで隔離療養する感染者を倍増できるなら、国民の接触機会は、国が求める「8割減」でなく「5割減」でも、感染は早期に収まるとする計算結果を、九州大学の小田垣孝名誉教授(社会物理学)がまとめた。経済活動と感染拡大防止の両立の「かぎ」はPCR検査にあることを定量的に示したもので、議論を呼びそうだ。

 

 小田垣さんは、感染拡大防止のために国が施策の根拠の一つとして活用する「SIRモデル」を改良。公表値を使って独自に計算した。

 

 SIRモデルは、まだ感染していない人(S)、感染者(I)、治癒あるいは死亡した人(R)の数が時間とともにどう推移するかを示す数式で、1927年、スペインかぜの流行を解析するために英国で発表された。疫学の専門家でなくても理解できる平易な数式で、1世紀を経た今回のコロナ禍でも国内外の多くの識者がこの数式を現実に則して改良しながら、さまざまな計算結果を導いている。

 

 小田垣さんによると、このモデルの難点は、感染者を、他人にウイルスを感染させる存在として一律に扱っている点だ。だが、日本の現実の感染者は一律ではない。そこで、無症状や軽症のためPCR検査を受けずに通常の生活を続ける「市中感染者」と、PCR検査で陽性と判定されて自宅やホテルで隔離生活を送る「隔離感染者」の二つに感染者を分け、前者は周囲に感染させるが、後者は感染させないと仮定。さらに、陽性と判定されたらすぐに隔離されると仮定し、検査が増えるほど隔離感染者が増えて感染が抑えられる効果を考慮してモデルを改良し、解き直した。

 

 「接触機会削減」と「検査・隔離の拡充」という二つの対策によって新規感染者数が10分の1に減るのにかかる日数を計算したところ、検査数を現状に据え置いたまま接触機会を8割削減すると23日、10割削減(ロックアウトに相当)でも18日かかるとした。一方、検査数が倍増するなら接触機会が5割減でも14日ですみ、検査数が4倍増なら接触機会をまったく削減しなくても8日で達成するなど、接触機会削減より検査・隔離の拡充の方が対策として有効であることを数値ではじき出した。

 

 国は1日のPCR検査の能力を2万件まで拡充できるとしているが、実施数は最大9千件にとどまる。小田垣さんは「感染の兆候が体に一つでも表れた時点で検査して隔離することが有効だろう。接触機会を減らす対策はひとえに市民生活と経済を犠牲にする一方、検査と隔離のしくみの構築は政府の責任。その努力をせずに8割削減ばかりを強調するなら、それは国の責任放棄に等しい」と指摘している。

 

 小田垣さんは研究成果を http://urx.blue/U6iF で公開している。

 

 現実に実験したり調べたりすることが難しい状況で、モデル計算によって現実を再現するのがシミュレーションだ。一部の実測データをもとに全体を推測したり、どのような対策が最も効果的かを推定したりするのに使われる。

 

 国がコロナ禍を乗り切る政策判断にあたって根拠とするシミュレーションは、厚生労働省クラスター対策班が担う。1日の専門家会議では、同班が算出した「実効再生産数」のグラフが初めて示された。実効再生産数は、「ひとりの感染者が周囲の何人に感染させるか」を示す数字で、政策判断の目安として注目される。

 

 その数値の妥当性はどうか。シミュレーションは使うモデルやデータ、前提条件によって結果が大きく変わる。国の公表する新規感染者数や検査数などのデータは、最新の結果を反映していなかったり、すべての感染者を網羅できていない可能性があったりするなど信頼性に難がある。そのような中で、計算結果の正しさを主張するなら、計算手法や使う数値などの情報を公開すべきだが、これまで明らかにしていない。

 

 シミュレーションの妙味は、データ不備などの悪条件下でも、起きている現象の本質を捉えることにある。今回、小田垣孝・九州大名誉教授の結果は、「検査と隔離」という感染症対策の基本の重要性を示した。その徹底によって感染者数を抑え込んだ韓国の事例をみても、意義の大きさは論をまたない。

 

 PCR検査の件数がなかなか増えなかった日本では、市中感染者の実像を十分につかめていない。4月7日に緊急事態宣言が出て以降、国は「行動自粛」によって時間をかせぎ、その間に検査を拡充して医療態勢を整備し、次の波に備える作戦を取った。

 

 全国民を巻き込む施策を続ける以上、政策判断が恣意的であってはならない。西村康稔経済再生担当相が4日の会見で、今後の政策判断として「科学的根拠をもとに、データに基づいて」を強調したのはこうした理由からだろう。

 

 国のシミュレーションはクラスター対策班が一手に握る。詳しいデータの早期公開を実現し、他の専門家の試算も交えながらオープンな議論を進めるべきだ。その過程を経ずして「科学」をかたってはならない。

 

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新型コロナウイルスの蔓延に関する一考察 (科学教育総合研究所 九州大学の小田垣 孝 名誉教授(社会物理学)

 http://urx.blue/U6iF 

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あなたは 「消毒液 派」VS「非接触グッズ 派」 それとも「両方」

 

http://kyoto00glo.blog.jp/archives/40651367.html

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