今日はCannondaleのTopstone APEX1完成車を組んでました♪
グラベルバイクの中ではかなりお得なパッケージで、最初からドロッパーポストが付いてたり、チューブレス化ができるタイヤ&リムの組み合わせだったり、SRAM APEX1の油圧ブレーキ式だったり、それでいて軽量なのに価格は手頃なので人気で、今週は2件組立の予定が入っています!
今回の組立はチューブレス化ご希望なので、まずチューブレス化。
リムにはチューブレステープが巻かれています。
この中央の溝にタイヤを落としておいてエアを入れます。
チューブレステープは最初から巻かれているのですが。。。ここは後述。
チューブレスバルブを取り付けるとこんな感じになります。
元々完成車はクリンチャー仕様でチューブが入っていて、チューブを抜いてバルブを取り付けて、シーラント剤を入れて空気を入れるのですが。。。
この写真のように指で簡単にビードとリムを離せるくらいガバガバなんですよね
これは結構個体差が有る事が多いです。
こうなると追加でチューブレステープを重ねて巻く必要があります。
とりあえず、空気が保持できる状態になる所までチューブレステープを丁寧に巻いていきます。
まずシーラント無しで一回エアを入れてビードを上げてしまいます。
エアは保持できませんが、そうする事で空気抜けてもビードがリムフックにかかった状態になってくれるので、後からシーラント入れやすくなります。
これは別件の写真ですが、こんな風にバルブコアを抜いてシーラント剤を注射器で注入してエアを入れます!
次にこのバイク、油圧ブレーキなのでブリード(オイルホースのエア抜き)です!SRAMのAPEX1なのでDOT5.1オイルを入れます。
メッチャ手に悪いので、ゴム手袋を♪
(それでも隙間から中に入ってたみたいで、今指先がエラいアカ切れみたいになっています)
SRAMはSHIMANOと違って注射器2本使って作業します。
レバー側と。
ブレーキ側に注射器を取り付けて、押したり引いたりしながら気泡が無くなるまでやります。
途中、片側をロックした状態でブレーキを引いてみたりして、マスターシリンダー付近に残っている細かな気泡も抜いていきます。
次にドロッパーポスト!
ケーブルはフレームに内装されるので、外見はとてもスッキリ!
TRANZ Xのドロッパーポストを採用しているのですが!
このヤグラのグロメットを外すと!
3mmの六角穴が出て来るので、ここをグリグリしてやると、高さ調整ができます!!
今回の作業、何年か前のロードバイクを組む時には考えられないような作業ですね!!ドロッパー内装はまだ少ないですが。。。
油圧DISCブレーキは本当に増えました!
週1は作業していると思います。
ウチの店ではグラベルバイクを良く扱っているので、チューブレスレディのご依頼も少しずつ増えています。近年のグラベルバイクはリムとタイヤ両方チューブレスレディ対応の物が最初から付いているケースが多いので比較的低予算でチューブレス化を楽しめます!
ちなみにチューブレス化のメリットはこんな感じ。
・タイヤ外周の軽量化
・乗り心地の良さのアップ
・転がり抵抗軽減
・シーラントのパンクした時のパンク修理剤の役割
ぜひお試しを♪
https://www.81496.com/jouhou/road/cannondale2019/15210.html
(CANNONDALE(キャノンデール) TOPSTONE(トップストーン) APEX 1 完成車 2019のページ)
店舗にSMサイズの試乗車があり乗っていただけます!
結構品薄ですが、店舗に在庫積んでて、SORA完成車・105完成車・APEX1完成車それぞれ持ってますのでぜひお問い合わせください!
https://www.youtube.com/watch?v=aZEpjNhndFM
(京都でCannondale Topstone(キャノンデール トップストーン)に乗って雪山を走ってきました!!)
https://www.youtube.com/watch?v=7CrbvAK1ZLg
(私物のグラベルバイクをチューブレス化してみました!)
トップストーンを使って雪山で遊んでいる動画と、チューブレスレディ化についての動画をアップしています!こちらもぜひチェックしてみてください♪
グラベルバイクは本当に楽しいバイクです!
※今回組んだバイクは、1日置いてタイヤが減圧していない事を確認した後、完成のご連絡をいたします。お待たせいたしますが、よろしくお願いしますm(_ _)m