今日はSRAM RED eTap AXSの展示会に行ってきました!
AXSって何やねんという話ですが、SRAMが前からやってるeTap(無線変速機)の12速バージョンです。
何が革新的かというと、MTB用のEAGLEとロード用のeTapに互換性ができたり、歯数構成を見直してスプロケットに10tを用意することで、プロスプリンターからグラベルライダーまで幅広く単一のコンポでカバーできるという所がザックリと革新的なポイント!
ちなみにこのレバーは油圧DISC用のeTapレバーなのですが、従来のあのゴツいのと比べたらかなり小ぶりになっているのが分かります。
良い感じだ!
クランクもAXS専用になります。
軸の径が28.99mmの新しいものになります。
それに伴い。
dubという新しいBBも発表されました!
BBの規格乱立させとるんちゃうぞ!!と怒ろうとしたそこの貴方。安心してください。どっちかというと「BBコンバータ」的な側面のあるBBなんです。
BSA(JIS)、PF30、PF30A、PF386、PF865、BB30、BBRightなんかには互換性があります。つまりそれらのBBからdubという28.99mmアクスルに変換するBBなんです。
コイツの弱点はイタリアンの式BB採用のフレームに使えないという点。
DOGMAが嫌いなんでしょうね。(PINARELLO社長はDISCブレーキ不要論唱えたりしてますし。。。私の邪推ですけどね!)
フロント2段のチェーンリングです。
フロント2段の場合はパワーメーターを付けようとすると、パワーメーター付きのチェーンリングを買う必要があります。
逆にフロントシングルの場合はパワーメーターは別売り。スパイダーアームに取り付ける形式になります。
これはTT仕様かな??
eTapレバーの裏側にもボタンがついてます。
ここのボタンでモード変更できます。
事前にスマホで設定しておく必要がありますが、「コンペンセイティングモード」と「シーケンシャルモード」というのがAXSにはあります。
前者がDi2で言う所のセミシンクロシフト、後者がシンクロシフトです。
後で動画でも紹介しますが、まずスマホでアプリを起動して、Rメカ・Fメカ・左右のレバーとのマッチングを行います。その上で変速のモードを設定します!
そうすると、「コンペンセイティングモード」や「シーケンシャルモード」になるのですが!出先で上の写真のボタンを操作することで、通常の変速モードに戻す事もできます!
あとこれはDISCローター!
黒い部分はアルミ。放熱性能がアップしているとの事!
あとスプロケットもAXS専用の物になります。
見慣れない形。
これ、SHIMANO XTRもそうなんですが、ボスフリーみたいな感じなんでしょうか??
これが新しい規格のフリーボディー!
XDR規格といいます。
10tを取り付けるためにこんな細く小さな形をしているんだそうです。
このあたりはSHIMANO XTRに似てます!
SRAMのグループ企業のZIPPのホイールだと2013年以降に作られたホイールであればフリーを交換するだけでAXS使えるそうです。
先週の展示会でFULCRUMにも話を聞いてきましたが、フルクラムからも春以降対応フリーが出るようで、新型のRACING3 Discにはこの仕様がすでに掲載されてました!
https://www.youtube.com/watch?v=9qxJJ13Ndi0
(SRAM RED eTap AXS(スラム レッド イータップ アクセス)見てきました!)
上のページに動いている所や、スマホアプリでモード変更をしている所を紹介しています!ぜひチェックしてみてください!