BGフィットの左右非対称についての考え方♪ | 京都→吹田 チャリンコ通勤!!

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京都から吹田までロードバイクで自転車通勤している自転車屋店員の日常をつづるブログ!!

昨日はボディージオメトリフィットを行っていました!

ご来店いただき感謝ですm(_ _)m

アスタナカラーのターマックがメチャメチャ恰好良く、ついているパーツやステッカーにも美学を感じる素敵なお客様でしたラブラブ!

 

フィッティングは、最初体の可動域を調べます。

その時に、体の柔軟性や骨の長さに左右差が無いかという所を重点的に見ていきます。

 

たとえば、脚長差。

大腿骨や脛骨の長さに左右差があれば、ペダリングの時の膝の動きに左右差が当然出てきます。

そういう時は、クリート位置やクリートスペーサーで対応しますグッド!

 

腸脛靭帯の柔軟性の差も重要です。

柔軟性の低い方の足だけ膝が外に倒れてしまったりします。

クリートを動かしたり、ペダルワッシャーを噛ましたりしてスタンス幅を広げて対応しますニコニコ

 

前足部の傾きの左右差も重要です。

親指側が上がっている「内反足」の人が多数派ですが、その内反の度合に左右差が有る場合、左右非対称な前足部へのサポートが必要になってきますパー

 

足の外旋度合の左右差が大きい人もいます。

その場合は、クリートの向きが左右で変わりますグッド!

 

他に、両肩の可動域が異なる方もいらっしゃいます。

四十肩や骨折等により片腕が上がりにくい方が、低いハンドル高のポジションで乗ろうとすると、肩の可動域の制約の影響が出てきます。

そういう場合、STIレバーの高さを左右で少し変える場合もあります。

(大抵は、やや高めな位置にハンドルを付けるような対応になりますが。。。)

 

人の体って、多かれ少なかれ左右非対称です。

ただ、自転車は普通左右対称に組まれます。

 

「左右非対称なバイクセッティングは体の歪みを増長させる」と言う人もいますが。。。それはケースバイケースです。

 

確かに姿勢が悪い等の理由で背骨が曲がっている人の曲がった背骨に合わせてバイクポジションを出してしまうのは、考え物だと思います。

 

しかし左右の脚の長さが違う人が、左右対称なポジションで左右同じようにペダリングしようとすると、逆に体が歪んでしまいますあせる

 

あくまでも、「変に意識をしなくても自然体で体を動かしてある程度左右対称な運動ができるように、体に合わせて非対称なバイクポジションを作る事はアリ。」というスタンスでフィッティングを日々行っていますグッド!

 

フィッティングとは別のアプローチではありますが、体の柔軟性の左右差が原因でペダリングに何らかのエラーが起きている時に、何らかのストレッチをおススメできないかとも考え中でもあります。。。

(自転車に乗る上で重要なハムストリングや腸脛靭帯のストレッチは時々おススメしていたりもしますが、現在勉強中!!)

 

もし自転車で長距離乗ったり、強度の高いライドをした際、膝に左右非対称な痛みが出る場合(例えば、左膝の裏側だけ痛いとか、右膝の外側だけ痛いとか)、ボディージオメトリフィットが効くかもしれません!

 

http://www.81496.com/jouhou/bgfit/bgfit.html

(ボディージオメトリフィットのページ)

 

上のページにボディージオメトリフィットを紹介しています!

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