WIAWISの展示会に行ってきました!! | 京都→吹田 チャリンコ通勤!!

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昨日は、WIAWIS(ウィンアンドウィンズ)が新しく国内展開するスポーツ自転車事業の展示会に行ってきました!!


元々アーチェリーの弓を作る韓国のブランドです。
日本代表選手も使用する弓のメーカーなんだとか!!

そんな、WIAWIS。
自転車でもトラック競技が強いそうで、「TXT REV9」っていうモデルを韓国ナショナルチームが、日本の修禅寺で今開催されているアジア選手権で使用しているんだとか!!

そもそもハイエンドなアーチェリーの弓はカーボンでできており、撓らせ方や精度について高い技術力を持っているWIAWIS。日本ではこんなバイクを展開します!!


1つめがコレ!超軽量モデルの「CUL6」です。
何と、フレーム重量が!!


実測610gという脅威の軽量バイクです。


スゴイ所が、チューブの内側!!
普通カーボンフレームは内側にバリがあったりして、指で触ったりしたら指にカーボンが刺さって危ないのですが、このフレームは内側もツルツルです!!
近々、まず雑誌のバイクラに紹介され、再来月くらいにサイスポにインプレが載る予定なんだとか!

春頃から取り扱い開始で、定価はフレームで449,800円。


こんな超軽量バイクだけでなく、近年見なくなったラグドカーボンフレームもあります!!
LIBERTY(リバティー)っていうモデルです。


チューブはクロモリのように細身!


カーボンラグを使っています。
カーボンラグは加工にコストと技術が必要なので、LOOKやCOLNAGOくらいしか今はやっていないのですが、あえてコレをするところに拘りを感じます。


BB周り。


バックフォーク&チェーンステーの細さも凄い!!


カットサンプルです。
チューブの内側が綺麗な事!!

後、ダウンチューブに注目!!
よ~く見ると、チューブの断面に白っぽい層が入っているのが分かります。


これはアーチェリーの弓にも使われている技術で、圧縮したスポンジのような素材の層をカーボンとカーボンの間に入れる事により、剛性を上げているんだそうです。

全てのチューブにこの技術を使った結果、ガチガチのバイクになってしまったので...。
発売する完成品は、ダウンチューブのみにこの層を入れて、走りに「芯」を出しているんだそうです。
このバイクはフレーム販売で、価格は319,800円。


近いモデルで、よりレース志向に振ったモデルが、ASSASSIN(アサシン)です。
外見はクロモリ、中身はナノカーボンを使ったレースバイク、そんなバイク。


バックフォークのチューブも、かなり細いです!!
このモデルは再来月くらいのサイスポにインプレが載るそうな。楽しみ♪
このモデルも販売価格はフレームで319,800円です。

折角なので、リバティーに試乗させてもらいました♪
といっても場所が中之島だったので、マトモに乗れる場所が無いぜ...。

とりあえず平坦路を巡航したり、フラペで少しだけモガいたりしてました。
クラシカルな外観ですが、思いのほかちゃんと走る印象です。

あと、乗心地が凄く良い!!
何か、昔のLOOKのような乗り味でした。

もっとちゃんとした装備で、ビンディング着けて山まで走りに行きたいモデルでしたべーっだ!

と、WIAWIS、こんな感じです。

正直、この手のラグ組みで細身の恰好良いバイクを買う層の人は、とりあえず歴史あるヨーロッパブランドに目を向けがちですが...。

今のヨーロッパブランドでも、これだけ細身のラグドカーボンフレームを作る所は無いので、一つの選択肢に加えても良いと思います。
多分、今なら身の回りのライダーと中々カブらないですよ!!