●京都・ミスきもの きものレポート●
5月28日(土)に西本願寺で行われた
『Fashion Cantata at 西本願寺 』へ行ってきました。
和と洋、きものとお洋服が同じステージに登場するショーで、
今年で19回目なのだそうです。
土曜日は雨の予報が出ていて、どうなるかと心配していましたが、
前日17時に開催決定と聞いて(ちょうどこの時はミスきもののお仕事中でした)
まゆちゃん、みわちゃんと大喜びしました
さて、当日は…生憎の大雨
私笹野は自称晴れ女なのですが、台風には負けてしまいました
でもでも、とっても楽しみにしてたので、意気揚々と西本願寺へ
私たちはオープンリハを見せて頂いたのですが、
凄いたくさんのお客さんでした
15分前位に行ったのに、ざっと600人程いらっしゃったのでは
会場ではミスの先輩かつオーディションのチーフの牧野茜さん、
07年度ミスの土井麻衣子さんにもお会いできました
ショーは、カッパを着ての観覧
始まるまでは、大勢で滝業してるみたいでした笑
ランウェイは阿弥陀堂の縁側にあり、最初は雅楽の演奏がありました
雨の音と合って幻想的でした
そして、楽しみにしていた着物のショー
まずは和染紅型の栗山吉三郎先生、友禅・螺鈿の佐野正喜先生の作品です。
また最初から杏さんが登場で、綺麗さにうっとりでした(*´∇`*)
栗山先生の作品は、大柄の小紋のような振り袖が特徴的で、
紅型の独特の鮮やかで爽やかな
初夏を彷彿とさせるような色使いが魅力的でした
佐野先生の作品は、例えるなら東山魁夷。
静けさの中に確かな情熱を感じさせました
そしてalanさんの二胡の演奏と「生きる」の歌があり、
雨は少し激しさを増しました
次はアナスイのファッションショー
今年はロシアバレエ団がテーマで、
次はお中元(中孝介+元ちとせ)のショーです
私は元ちとせさんの大ファンなので、
とっても素敵な歌声にうるうるしてしまいました
そしてそしてまだまだきものショーは続きます
絞り工芸の藤井浩先生、手描き友禅の羽田登先生の作品です
今回私が一番惚れたのが藤井先生の希翔という作品
(写真に写っている白のきものです!)
大胆に描かれた鳳凰がとっても素敵なんです
白地に描かれた鳳凰と、黒地の帯に描かれた薔薇とが
生命力を感じさせました
羽田先生の作品は、手描きとは思えないくらいの細かさで、
以前友禅の工房を見学させて頂いたのですが、
工程を考えると気の遠くなるような作業があったことがわかります
とても温かみのある作品でした
さてさて、チケットが当たらなかった方や、もう一度見たい方に朗報です
今、京都駅ビルでは、当日のきものが全てではありませんが、展示中です
また、当日の模様が7月24日(日)14時よりBS-TBSで放映されますので、
その日は録画予約して
京都ミスきもの、準ミスきものの参加させていただく
祇園祭の花傘巡行を見にお越しください笑
ながながと失礼しました
笹野理奈
でした