「がんサバイバー」ってなに

と聞かれる事がある。

まだまだ一般的に知られていない言葉なのですね

 

「がんと診断されたその瞬間に人はがんサバイバーとなり、一生サバイバーであり続ける(全米がんサバイバーシップ連合・1984)」という定義が米国国立がん研究所(NCI)に採用されて、浸透してきた言葉だそうです。

 

サバイバー(生存者)というよりも、がん体験者あるいはがん経験者といったほうがしっくりきますね。

 

さてこのたび、「がんと就労」をテーマにした会を立ち上げる準備をしていたところ、

2010
9月に京都でがん患者の就労問題を考える、

「ワーキングサバイバー研究会」を立ち上げ
難波朝子さんの事を紹介されました。

 

残念ながら初会合の2週間前に亡くなられ、第1回は有志により開催されましたが、それ以降は消滅したようです

 

とお酒をこよなく愛した難波さんは、治療と仕事の両立で大変苦労されたので、困った事、学んだ事などの情報を伝えたい!就労問題をみんなで考えたい!と再発治療中にひとりで奮闘されていたようです。

“うわばみ姫”でブログもたくさん書いておられます

 

それで、難波さんの遺志を継ぎたいと名前をいただく事にしました。

  

この場を借りてご冥福をお祈りすると共に、働くがん患者支援を行う仲間がいたということを忘れずに活動したいと思います。