【前回】自分の経済的不安を軽くしたくて、息子にプレシャーを与えてしまいました。
こんにちは、仲村ゆりかです。
息子は、自分の希望した高校を受験しました。
倍率から見ても、合格できるのか?本当に心配でした。
今思えば、息子のプレッシャーは計り知れないものだったと思います。
でも、私はそんな息子に全く寄り添ってあげることができていませんでした。
あのとき私が、本当に心配だったのは・・・
もしダメだった時の私立高校の授業料が、払っていけるのか?だったように思います。(´;ω;`)ウッ…
今より、(家族の為に)辛い思いをするのは嫌だった。
息子の合否は、私の人生を左右するくらいな気持ちでした。
数日後、息子は公立高校を合格しました!
本当に嬉しかった。
ただ、進学校に入学はしたものの、勉強がついていけるのか?少々心配はありました。
でも、あの時は経済的不安の方が上回っていたので、息子が公立に入学してくれたのことは、救いでした。
首の皮一枚つながったような気がして、凄く安堵したように記憶しています。
これで、何とかやっていける!
真っ暗な生活に、少しだけ光が差したような感じでした。
入学した息子は、剣道部に入部。
お友達もでき、学校を休むことはありませんでした。
ただ、勉強の方は、テスト前に一夜漬け勉強。
普段は全くやっている様子はなく、1年、2年と進級していきました。
学校の夏休みの補習も参加しないで、カードゲームやアニソンに夢中になっていく、息子。
(その当時、高校生の男子で流行っていたらしいです。)
部屋の中には、物が増えていきました。
息子の部屋に増えていくフィギュアやCDを目にする度に、お金をどうしているのか?が、心配になっていきました。
そこについては、息子に聞くことをしませんでした。
なぜなら、悪い事はしていないだろ・・・と、信じていた?信じたい!という気持ちがあったからです。
あと、もし良くない事を知ってしまって、またどん底に落ちることが怖かった。
どん底から、何度も這い上がって来た私にとっては、またどん底に落ちるのではないのかという不安を常に抱えていました。
なので、生活が落ち着いてくると、なぜか不安や恐れが増していくのです。
息子のことも、見ないふり、見えないふりをしていたような気がします。
でも、その姿勢が息子の行動をエスカレートさせてしまったことに気づいたのは、息子の家庭内暴力が始まってからです。
高校3年生になり、進学に向けて、周りは塾に行ったり、オープンキャンパスに行ったり、進学に向けて少しずつ動き始めていました。
でも、何も変わらない息子に、とうとう私の我慢も限界にきました。
「自分で勉強をする」という息子に対して、放った言葉
「そんなの○○が出来るわけないじゃん!
自分で勉強できるのは、ちゃんと勉強ができる子が言うこと。
今までずっと見てきたけど、○○はいつもゲームばかりやっていて、全く何もしていない!
そんなの無理に決まっている。」
この(私にとっては)何気ない言葉で、息子の中で何かが爆発したしまったのです。
高3の春、息子と私の戦い(悪夢)がスタートしたのでした。
続きは、次回です。
★息子の家庭内暴力に至るまでの家庭内環境&私の心の葛藤については、コチラをご覧ください。
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