娘の拒食症は、私の直観と、息子の忍耐力に支えられた。~家庭内暴力編~ | 「自分も子どもも愛せるママになれる」新宿御苑前子育て相談室

「自分も子どもも愛せるママになれる」新宿御苑前子育て相談室

子どもの拒食症・家庭内暴力を乗り越えた、ベテラン塾講師が、お子さんもお母さん自身も愛せるようになる、スキンシップ&子育ての秘訣をお伝えしています。責める子育てから、子どもを認められる子育てに変わっていけます。

● 娘の拒食症は、私の直観と、息子の忍耐力に支えられた。~家庭内暴力編~

【前回】「家族と私が幸せになる為に、躊躇しない!」と覚悟を決めた日。

こんにちは、仲村ゆりかです。

娘の拒食症と向き合いながら、どうにか息子が崩れないように奮闘しました。

息子と関わりが多い方(先生、友達のママ、ご近所さん)には、事情を話して見守り体制は作りました。

でも、家庭の中は日を追うごとに酷くなっていきます。

それはなぜか?

娘の拒食症の症状が悪化していったからです。

娘は、中学3年生で受験生でした。

普通の子でも、受験時期は不安定になるのに、病気で思うようにならない娘の感情は抑えられませんでした。

周りからは、病気を治すのが先じゃない?

高校進学は無理かも?と言われていました。

「このままでは、死ぬかもしれないよ」

と、女医さんの言われている娘が受験をするのですから、想像以上の修羅場です。

私の中では「娘を高校に行かせたい!」という気持ちと、「命の方を優先すべき!」という気持ちの葛藤が起きていました。

私は、娘を受験させる事を選びました。

「死にそうな娘を入院をさせないで、受験させるなんて、何という母親だ!」

と、周りはきっと内心呆れていたと思います。

でも、私は「今、この子を入院させたら一生ダメになる。受験したほうが、この子のためになる!」と、自分の直観を信じました。

私は、周りの言葉に振り回されないで、自分の直観を信じました。

娘が望むことをやろう!と、覚悟を決めたのです。

そうは言っても、周りに理解されない行動をとるという事は、精神的な負担が大きい。

やはり、毎晩のように「これでいいのか?」という迷いは出てきました。

そんなイライラは、息子に向けられることも多くなっていきました。

息子のことと娘のことで、発狂しそうだった、日々。

そんな状態を話せるのは、必然的に主人になります。

夜、電話しても、何だかピンとこない返事に、私の中から怒りが湧き上がってくるのが分かりました。

気づけば、

「あなたは、いいわよね~。見ていないから!」

「大変さが、分からないでしょ!」

「仕事だけしている人はいいよね・・」

と、嫌味と怒り、悲しみを泣きながら主人にぶつけていました。

今思えば、主人も、(単身赴任先から)どうする事も出来ないことを言われて、困惑していたのでしょう。

娘の状態が悪くなるにつれて、私の主人に対する暴言も増していきました。

私自身も、限界だったのでしょうね。

主人に当たり散らしても、スッキリすることはありませんでした。

ただただ、辛かった・・・。

でもね~、もしあのとき

「何も出来なくて悪いね。いつも、ありがとう」

そんな言葉を主人が言ってくれたなら、少しは救われたのかもしれません。

でも、主人は違いました。

「俺に何をしろって言うんだ!」

「仕事を辞めろっていうのか!」

と、逆ギレするありさまでした。

それだけ、私が追い詰めたのかもしれませんが、その言葉を聞いたときは憎しみ怒りより、悲しみの方が上回っていたような気がします。

そして、主人は、私からの電話に出なくなりました。



留守電に入れても、折り返しの電話もありませんでした。

その時私は、主人は人間じゃないんだ!?と、本当に心から思いました。(笑)

そんな状況だったので、事実上私一人で、娘のことも息子のことも、背負うことになりました。

私は、主人は生活を支える人!と思うことにしました。

夫婦であっても、肝心なときに頼れない主人の存在は、情けなくもあり、疎ましくもありました。

でも、そんな状況の中でも、私が歩みを止めずに進み続けられたのは、私を支えてくれたママ友や先生や仲間の存在があったからです。

それと、「幸せになるんだ!」という揺るぎない覚悟。

そして「幸せは与えられるものではなく、自分で得るものだ」と言う思いが、くじけそうになった私を立ち上がらせてくれたのかもしれません。

でもでも、一番助けてくれていたのは、息子がどんな時もわがままを言わずに、ジッと我慢してくれていたことなんですよね。

あのときは気づかなかったけれど、今思えば、息子の忍耐強さには頭が下がります。

でも、その抑え続けた気持ちが、後々どんな状態で爆発されるか?など、その時には知る由もありませんでした・・・。

続きは、次回です。


★息子の家庭内暴力に至るまでの家庭内環境&私の心の葛藤については、コチラをご覧ください。

仲村ゆりか公式LINEにご登録頂くと、


私と1対1トークができます!


 ご登録をお待ちしています!


 ⇓ ⇓ ⇓

 


 

出口のないトンネルはない!


親子で笑える日々を取り戻しましょう!



  
千葉県柏市、千葉市、市原市、蘇我市、船橋市、東京都世田谷区、新宿区、神奈川県横浜市、川崎市、相模原市、埼玉県所沢市、岐阜市、長野県からお越し頂いています。

拒食症、家庭内暴力、子育てのイライラや、育児の孤独感を解決して、自分も子供も心から愛せる優しいお母さんに変われますよ。