今日は昼の部のみのロング公演。

お芝居は、遊侠三代。

昔からあるお芝居で、筋書きもわかってる。

シャッフルバージョンということで配役が意外なものになっているということで、楽しみにしてきました。


人斬り 花太郎

川向こう親分 祐樹

茶店娘 葵

おこも こうた

川北一家弟政吉 京馬

兄貴長吉 美嘉

川北長次 たかし


川北長次親分は、津軽から兄を追いかけ出てきたが、探し続けている。

長次親分が茶店で休んでいると、一人のおこもが財布を取ろうとした。子分たちは怒っておこもに殴りかかろうとするが、親分は食べてたおにぎりをあげ、財布もあげてしまった。おこもは、ありがたく恐縮して親分に礼を言う。親分は兄を探して欲しいと頼む。手がかりは同じお守りと津軽訛りの42.3歳。

川向こうの親分は、川北長次親分を疎ましく殺して欲しいと人斬りに頼んでいる。


川北一家に旅人がやってきて、荒れ寺で待ってるから来いという。長吉は、故郷の母が病気だからという手紙をもらっていたが、親分を気絶させ親分のフリをして人斬りのところへと。

腕の立つ人斬りには勝てず、命を落とす長吉。

駆けつけた、政吉と長次親分。

兄貴!と長吉に泣きつく政吉。

棺桶二つもってこい!と政吉にいう親分。

そこに待っていた一人の男。

刃を交え、その顔を見た時!

長次か?!兄貴か!

おこもが陰から見ている。


刃は、人斬りを切った。

雪が舞い落ちる。


おやぶーん!

政吉が戻ってきた。

親分の着物が掛かっている死体にすがりつく。

トントン。。肩をたたく。


おい!

親分!


抱き合う二人。

実の兄弟より義兄弟。


たかし総座長のキレのあるセリフと抑揚の気持ちよさ。

メリハリのあるお芝居は引き込まれます。


ロング公演なので、ラストショーまで見ないで帰ってきました。

個人舞踊も見応えのあるものが次々と舞われて楽しかった。


もう少しで終わりなので、寂しくなります。千秋楽までまた見に行きたい。