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3人子持ち母の
緩〜い断捨離と
緩〜い子育てブログです。
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18年後の形見分け


私の実家は何を隠そう、汚屋敷である。


キレイ好きだった母が病気で亡くなるまではまだなんとか持ちこたえていましたが、母亡き後、片付けない片付けさせないガチの汚部屋主である父により、実家は現在、大変な事になっている。

(詳しくは過去の実家記事をお読みください)


母亡き後、数年後に父は再婚しましたが、再婚相手の方も父の毒にやられたのかは不明ですが、あまり片付けや掃除をしている雰囲気ではない。

一緒に住んでいるわけではないので分かりませんが…。



で。

そんな父なので、母の遺品はもちろん、母が亡き後に立て続けに亡くなった祖父母(父の両親)の遺品もほぼ片付けていない。



なんせ私たち子供に、彼らの遺品がある部屋に入ることすら許可しないのだからどうしようもない。



そんな父も最近になって、ついにかつての父母専用のリビング兼寝室(開かずの間、と私たちは呼んでいる)を片付け始めたという話を弟から聞いたのが数ヶ月前。



作業は弟の話から察するに、遅々として進んではいないようす。

しかし、先月東京に住む姉が久しぶりに帰省する事になり、良い機会なので、父が開かずの間で発掘したという、母のアクセサリーや洋服、バッグを形見分けしたいという連絡が来た。




…。

今さら?



アクセサリーはともかく、洋服やバッグって…驚き



20年近く締め切られた部屋で保管(放置)されていた衣類やバッグ。

状態なんて、推して知るべしである。



LINEで連絡しあった姉と私の見解は一緒。

洋服とバッグは使える状態ではないであろう。必要ないし、処分して大丈夫。


母はあまりアクセサリーを好んでつける人ではなかったので、いまいちピンと来ませんでしたが、アクセサリーは劣化していないだろうし、とりあえず思い出的にいただけると言うのなら、いただきにいきます、と父に返事をしました。



で、形見分け当日。

洋服類は当初から必要ないと伝えていたので出して来ませんでしたが(処分したのかは不明)、アクセサリーとバッグを持ってきた父。



母が晩年にヘビロテしていた、懐かしいバッグが2つ。


姉は早くに結婚して家から出ていたのであまり印象が無いと言っていましたが、私には非常に懐かしいものです。



なんですが。


※汚画像注意
















はい、カビてますねー。

右のバッグもパッと見キレイですが、傷みが酷いです。

20年近く放置してるんだもの。

当たり前である。



もっと早くに部屋の片付けを始めてくれていれば、大事にメンテしながら使えていたに違いないのに…。



本当に勿体ない話である。



私たちは必要ない、と伝えると、父は

「じゃあ、またしまっておくわ」と。



いやいや、処分したほうがいいですよ。

カビてますよ、それ…。



と思いつつも、もう父には何も期待していないので、黙って好きにしてもらいます。



次に父が出してきたのはアクセサリー。

貴金属だけあって、こちらはほぼ劣化無し。ちゃんと使えそうです。

見慣れないものもありましたが、なんとなく懐かしい物も数点あり、姉と話し合って適当に分けました(弟はいらない、と)。

売ったらだめだからな!」と父。


はいはい、売りませんよ〜

(あなたが存命中&私の気がすむまでは)。



そんな感じで、没後18年でやっとこさ母の形見分けが終了しました(したのか…?)。



まあ、多少の進展はあったと言う事で、良いとしましょう。


とりあえず見られたら困るものや、腐るモノだけは処分しておいてね〜



と、父に伝え実家を後にしました。



父が存命中に部屋を片付けられれば1番良いのかもしれませんが、我々きょうだいは諦めています。

親の安全ために片付けてあげたい、という気持ちは昔は多少はありましたが、そう言う周りの気持ちが通じない人間(父)には何を言っても無駄である。



とにかくナマモノだけは捨てといて欲しい。

それだけである。