世の中には解せないことが多い

と、最近そう感じます。

学生のお勉強とは違って、社会人になると答えが決まっていることばかりではありません。
特に難しいのは、「気持ち」の問題だと感じます。
人の心には一方からは見えない背景がたくさん絡まっていて、同じことを話していても考えていることが全く違ったりもします。
同じ事象だとしても感じ方が全く違うことが多いです。
全くちがう人間が相手のことを100%理解し切ることはできないなぁと、頭では分かるのですが実際の体感としてはそれ以上にもっと難しいです。

そう感じたときにいつも思い出すのが、青山先生が以前ミーティングで仰っていた、

解決力より解釈力

というお話。



私はこの言葉を思い出しては、答えがない問題について、「答えが分からない」と悩む時間がもったいない、
自分がどう解釈すればスッキリするのか?どう解釈すれば前向きに受け入れられるのか?と考えます。

解決するのではなくよりよい解釈に導くことが必要だと言うことです。

それは、自分の都合の良いように事実を捻じ曲げて解釈するのとは違います。

捻じ曲げないような第三者的な視点も持ちつつ、ちょうどよい落としどころを見つけるという作業です。

私は無意識でいると、解決できずにいつまでも愚痴を言ったり、クヨクヨしてしまうタイプなので、解釈力を培って前向きに生きていけるような大人になりたいなぁと思います。