○○さぁーん!○○さぁーん!

遠くで誰かが呼んでるヒカリ3号


だんだん声が近くなってきて
肩をトントン叩かれて
目が覚めたびっくり

「あれ?ここどこだっけ?」
「私何してたんだっけ?」
一瞬理解出来ずにいたら
看護師さんが
「手術終わりましたよ~」って

あっ、そうだ、手術したんだ!


何時?何時?
辺りをキョロキョロして時計を探した
時計の針は8時40分を指してた

ポーンポーンポーン

えっ、嘘やん、すごく時間が経ってるハッ
(7時間も!?)

病棟の面会時間は夜8時までで
駐車場も閉まってしまう矢印
パパ、待ってくれてるかなえーん
長い時間待たしてしまってごめんショボーン
きっと不安で疲れてるはずしずく

そんなことを思い巡らしてると同時に
尋常じゃないぐらい
腕が震え出すゲッソリ

「正常な反応だから
心配しないで下さいね」
「寒いよね~ごめんね~」って
言いながら
電気毛布っぽいので
足元を温めてくれました

でもまだ震えが止まらない
寒い訳じゃないのに
腕だけが意思に反してガタガタハッ

ちなみにこの震えはシバリングと言って
体温が維持したい温度(設定温度)より
低下したときに体が筋肉を収縮させて
熱を産生させようとする反応で
手術後にはよくあるようですが
私は知らなかったから怖かったです



アキラ先生が
「○○さん、手術無事に終わりましたよ
きれいにとれましたよウインクって
言ってくれて安心した照れ

目を開けたくても全然開かなくて
顔は見えなかったけど
アキラ先生だとわかった
アキラ先生の声は
すごく優しい声だからおねがい

私は目を閉じたままで
ガタガタ震えながら
片言で
「あとういました…」って
お礼を言うのが精一杯


部屋に帰る準備をしている間
アキラ先生がもう一人の
若い先生としゃべってる
「退院は5月2日位になるかな~」

ゲッソリゲッソリゲッソリ

心の中で叫びました
(え~っっ!?私どうしても
予定通り4月29日退院したいんです!!
どうかお願いしますえーん)
上矢印このどうでもいい理由はまた後程…


目は閉じたままなので付けまつげ
自分の状況がはっきりと
わからないのですが
病室から運んできたベッドにうつされ
病棟の看護師さんにバトンタッチされ
手術室を出て病室に
向かってると思われるあせあせ

手術前パパと乗った
あの大きなエレベーターで

ガラガラガラガラ
音をたてながら

体に響く~ゲロー
ベッドが角を曲がる度に
気持ち悪くなったゲロー


でも


私生きてる


子宮は失ったけど


戻って来ることが
出来たんだリボン