鳥取県で前の週から「倍増」 新型コロナ止まらぬ感染拡大 

  新変異株「KP.3」が感染の主体に

           2024年7月24日     BSS山陰放送 

 夏休みに入り、感染拡大が懸念される新型コロナ。感染力の強い変異株も流行していて、

山陰でも患者数が増加中。今後 さらなる注意が必要です。

新型コロナウイルス感染症の定点当たりの報告数は、島根県で 10.1、鳥取県で 15.17となり、

島根県では 6週連続、鳥取県では 5週連続増加しています。

   ここにきて 山陰両県ともに定点辺り10人を超え、感染に注意が必要なレベルに達しました。

   この夏流行しているのが 新たな変異株「KP.3」。免疫を回避する能力が高い といわれていて、

山陰両県でも 今 この「KP.3」が感染の主体となっているといいます。

   山陰両県では 新型コロナ以外にも 手足口病や溶連菌、RSウイルス感染症、ヘルパンギーナなども

流行中。手洗いうがい、アルコール消毒に加え、冷房をかけていても 定期的な換気を心がけるなど、

改めて感染症対策の徹底が必要です。