🔷人類存亡の脅威🔷

――― という。

 

そんなに脅威があるなら、

こんどこそ、

AI研究開発をやめるべきだろう。

 

核開発の場合も、

科学者は その開発による人類絶滅の脅威を警告したが、

開発をやめようとはしなかった。

 

いつまで、科学者は

自らの営みによって、

人類に迷惑をかけ続けるつもりだろうか?!

 

                合掌

 

 

 

AIの脅威「気候変動より大きい」、研究第一人者ヒントン氏が警告

                                                    2023年5月6日          ロイター 

[ロンドン 5日 ロイター] - 人工知能(AI)研究の第一人者として知られるジェフリー・ヒントン氏

は5日、ロイターのインタビューに応じ、AIが 人類にもたらす喫緊の脅威は気候変動よりも大きい

との考えを示した。

  ヒントン氏は このほど、AIの危険性について自由に話すために約10年間務めた米アルファベット傘下

のグーグルを退社した。

 

   ヒントン氏は インタビューで「 気候変動を軽んじることはしたくない。気候変動を心配する必要

はないと言いたくない。気候変動は 大きなリスクだ 」としながらも、「 最終的には AI(の脅威)

の方が緊急性が高いと考えている 」とし、「 気候変動の場合は 何をすべきかを勧めるのは極めて

簡単だ。炭素の燃焼を止めれば、やがてうまくいく。AIについては、何をすべきかは まったく明確

でない 」と語った。

 

  米マイクロソフトが バックアップする米新興企業オープンAIが 昨年11月にリリースした

対話型生成AI「チャットGPT」が起爆剤となり、AIを巡る競争が加速。

チャットGPTの月間ユーザー数が リリースから2カ月で1億人を超えるなど利用が急拡大する中、

米実業家イーロン・マスク氏やAI専門家、業界幹部らは 4月、公開書簡で AIシステムの開発を

6カ月間停止するよう提唱。 社会にリスクをもたらす可能性があるとして、まずは 安全性に関する

共通規範を確立する必要があると訴えた。

 

   ヒントン氏は、AIが 人類にとって存亡の危機となる可能性があるという公開書簡で示された

懸念は共有するとしながらも、研究の一時停止には 賛成できないと表明。

研究の一時停止は「 全く非現実的 」とし、「 存亡の危機に近いからこそ、今すぐにでも 懸命に

取り組み、これに対して何ができるかを考えるために多くのリソースを投入すべき との考えに

賛同している 」と述べた

 

   バイデン米大統領は 4日、ホワイトハウスで開かれたAI関連企業の首脳らとの会合に参加し、

AIに絡むリスクや安全対策を巡り議論。会合には アルファベット のスンダー・ピチャイ最高経営責任者

(CEO)のほか、マイクロソフト のサティア・ナデラCEO、オープンAI のサム・アルトマンCEO、

アンスロピック のダリオ・アモデイCEOが出席した。

 ヒントン氏は「 テック企業のトップは AIについて最も良く理解しており、政治家も巻き込んで

いかなければならない 」とし、「 誰もが影響を受けるため、誰もが考えていかなければならない

問題だ 」と語った。

 

 

   「AIは文明を根本からハックする危険性をもっている」『サピエンス全史』著者らが警告

              2023.5.5   クーリエ・ジャポン