上富良野岳 | 独り言ちの山暦

独り言ちの山暦

「風の又三郎、又三郎、早く此さ飛んで来!」「この頂で赤道から北極までの大循環の自慢話を聴かせてくれ。」

 

     2022.10.7。

     晩秋、今年も寒波がやってきた。

     近郊の山々から初雪の便り。

     今朝はこの秋一番の冷え込み。だが山の雪に出会いたかった。

     感動である。やはり北海道には雪が一番に似合う。手に取る雪、踏みしめる雪

     いずれ温かく優しかった。

     上ホロカメトック山を目標にしたが上富良野岳で引き返した。それぞれの頂上には

     そこでしか味わえない光景、感動があるが今日の感性はそれを選んだ。

     KAWAさんに同行願った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      今日も変わらない。

      「前進したい」と思っている。

      その度に過去というもは、良かれ悪しかれ、未来のためには足枷となる

      ような気がする。

      だから過去を振り返らないことだ。

      そういう人間だけが前進できる、と語った友人がいる。

      本当だろうか?

      だがそう生きてみたい、と思ってきた。

      足枷を外すために自分には「山」があるなら登ってみようと思ってきた。

      目標というのは、常に目的よりも先になければならない。「ゼノンの矢」の例

      えではないが、そうなのだ。

      生きる目的。生きる目標。

      見失わないよう自分に、それを課すことだ。

      それは叶わないかも知れない前進への思いであり挑戦、即ち生きることだ。

      そして今日は振り返らない新しい一日として記して行こう。