『ちとふな』教室、今日も初級クラス、中級クラス、みんな頑張りました!
●少年初級クラス
審査がもうすぐです。
受審者の見極めを行なっていますが、白帯の子達も何名かは受けられそうです。
ただ、技の習得がイマイチの子もいて、
「この子は、次回にした方がイイのかな?」
という考えと、一方で
「どう教えたら上達するか?覚えられるか?」
という試行錯誤や迷いは、いつもあります。
園児もいるので、中には、私がお手本を見せていても
「なんで、そういう動きになるの?」
と思うような、突飛な動きをする子もいます(笑)
それぞれの運動神経の問題もありますが、こちらの指導技量の未熟さもあるかなと。
クラスに来ている子、特に一生懸命頑張っている子に関しては、どんなタイプの子でも上達させられる、そこまでの指導力に高めていきたいと思っています。
基本稽古の様子
集合写真では『僕ポーズ考えてきたよ!』と、バッチリ決めてくれました。何のポーズか私は分かりませんが(笑)
●中級クラス
審査や試合を控えて、各々が目標に向けて頑張っています。
稽古前は、走りっ回ったり、飄々とした感じの子が多いですが、稽古になると集中し始めます。
今日は、ミットでは下突きを中心としたラッシュを行ないました。
全体的には悪くはありませんが、もう少しレベルアップしていきたいというのが本音の部分。
ただ、下突きは難しい突きなので、スパーリングでしっかりと使えるレベルには、少し時間が掛かるかも知れません。
しかし、使えるようになると大きな武器になります。
コツコツと地道にやっていきましょう。
スパーリングでは、これまでエイト君に劣勢だった先輩たちが、ここに来て挽回してきています。
挽回と言っても、先輩たちも必死の思いで太刀打ちしており、少しも油断できないという緊張感の中で闘っています。
ただ、あれだけの差を、よく追い着いてきたなと思います。
互角、または、状況によっては優位に進めるまでになってきました。
子供ながらに、たいしたものです。
一方で、これまで通りにいかずに、エイト君も苦労や困惑している表情が垣間見えました。
空手ではおそらく、最初の壁にぶつかっているのかなと感じます。
でも、それはとても大事なことです。
とても良い経験をしていると思います。
彼もここで、いろいろと考えたり、向き合いたくない自分と向き合わざるをえなかったりして、もがき、乗り越えていくことで、より大きな自分へと成長してくれると思います。
これまでの30年ほどの指導をしてきて、中には、その状況で諦めたり、離れる子もいたりしました。
ただ、振り返ってみると、それでも良いと自分は思っています。
まだ、子供で未熟ですし、人生は長いので、失敗も成功も、いずれは必ず本人の力になっていくと思っています。
大人になった時に、
「もう同じ失敗はしたくない!」
「こうしたから、上手くいった!」
「あの嬉しい気持ちを、また味わいたい!」
と、その引き出しを糧にして、前に進んでいてっくれれば良いので。
極真空手の創始者、故大山倍達総裁が
「武の道の深求は断崖をよじ登るがごとし、休むことなく精進すべし」
という座右の銘を残しています。
子供達にそこまで求めることはしませんが、少しでも、そういう気持を持ってもらい、切磋琢磨してくれたらと思います。
こちらはとにかく、怪我だけにはは気を付けて、指導をしていきます。
スパーリング
補強
来週も頑張ろう!