依存・・・といふこと | 極真会館 東京城西支部の日記帳

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極真会館 東京城西支部 のBlog です。各道場 及び 大学同好会の日々の活動を掲載しています。3歳から70歳代まで男女を問わずの楽しい稽古の場を紹介していくと同時に、各種イベント等も掲載していきます。

押忍!

全国の極真空手を愛する紳士淑女の皆さん。

フジテレビ同好会の黒田です。

 

黒田は、折から、禿げしい腰痛・・・そして、それが足の一部に及び、現在、虫の息で生活しております。

先日かかった整形外科では軽い椎間板ヘルニアと診断されました。

軽いという割には痛みが重いので・・・困っております。

 

さて、そんなわけで、定例の稽古は見学・・・といっても指導する身で見学ともいかず、傍らで指示をおくっております。

ネクタイ姿でフィールドの選手にげきを飛ばすサッカーの監督の様相です。

今週の定例の稽古日は、8級の岩崎さんが帯頭でしたので、準備運動・基本稽古と先導をお願いしました。

 

 

基本稽古の風景

 

いつもは、先輩らしく、気合の声はひときわ大きく、動きもダイナミックな岩崎さん。

しかし、このときばかりは、急に指名された先導に戸惑いの色を隠せず、気合も控えめな感じ。準備運動や基本稽古の順番も、毎週のことにもかかわらず、いざ自分が先導するとなると迷ってしまうものですよね。

私もこれまで痛いほど経験してきました。

 

漫然と稽古をしているわけでは無いのですが、何事も与えられる側というのは得てしてそういうものなのです。

与えられる立場から与える立場・・・指導される側から指導する側になると、当初は、そこに愕然とすることがあります。

空手の動きを人に教えるためには、その動きの形はもとより、一つ一つの動きが何を旨としているのか理解していることが必要。そんな当たり前のことが随所で欠けているのに気づかされ、これまでの長い修業期間、何を自分はしてきたのだろうと愕然とするわけです。

でも、それを一つ一つ点検、見直ししながら、指導する側も成長するのだと思って、僕は稽古に臨んでいます。

 

そんな今週の我が同好会の定例稽古。

そもそもは、私のヘルニア発症によってもたらされたことではありましたが、岩崎さんにとっては、普段の稽古に、ちょっとしたスパイスを与える機会になったかもしれません。

 

さて・・・それはともかく、腰と足の痛み、早く良くならないかなぁ。