なんか寂しく感じました | 悲しみ

悲しみ

令和4年8月24日に出会って16年、結婚生活15年弱を共にした妻が55歳で永眠しました。妻に会いたい。

日曜日、お米がなくなったので買いに行こうと思いました。

うちでは長年、金芽米を買っているのですが近所のスーパーには売っていません。

うちの近くではイオンかイズミヤに行けばあります。

イオンは確かもうすぐ閉店するはず。。。

ネットで調べると8月末で閉店していました。

結局、お米はイズミヤに買いに行きました。

イオンは地下鉄の駅の改札と直結していたので、会社帰りによく寄って買い物をしていました。

1987年の開店なので今では内装も古く感じるのですが1960年代生まれとしては昭和な感じが何故か落ち着ける店ではありました。

妻ともよく行きました。

妻は全身性強皮症でしたので体を冷やさないように夏でも腕には日焼け防止の長いやつ、オバシャツの上に長袖トレーナー、下はモコモコのお腹の冷えないようなショートパンツと腹巻、スパッツをはいて生地の厚めのズボンをはいていました。

そのうちの下着類をよくイオンに買いに行きました。

僕が妻の乗った車椅子を押して店内を回ってました。

食品売り場に行く時は妻には車の中で待っててもらって僕だけが買いに行ってました。

そのイオンが閉店になりなんか寂しく感じました。

あと、うちの近所のマクドナルドも全部建て替え工事していて妻と行った店はもうなくなってしまいました。

もし、妻がまだいたら「イオンが閉店になってマクドが建て替えしてるで」「ふーん、そうか」という話の種になるだけで何の感情も湧かない事柄ですが今となっては妻と一緒に行った場所がなくなってしまうという寂しい出来事になってしまいました。

イオンについては今の場所よりも家から近い所にある空地に新店舗を建てる計画があるようです。

新しい店ができるいうのは本来楽しみなことではあるのですが、妻の知らない景色が増えていくかと思うとなんか一抹の寂しさを感じるのです。