コーチング、和気香子
こんにちは。
エグゼクティブ・コーチの和気香子です。
私がコーチングのトレーニングを受けた時に、こんなことを言われました。
「赤ちゃん、外国人、動物等、日本語での会話が難しい人とコミュニケーションを取ってみるといいよ」
二つの理由があると私は捉えてます。
一つは、”言葉に頼らないでもコミュニケーションはできるから”というものです。
コミュニケーションの内、言葉が占める割合はあまり多くない(一説によれば7%)と言われてます。
だから、相手の表情や仕草を見たり、声のトーンを聞くことで結構なことが理解できるはずなのです。
二つ目は、言葉に頼らないと、より相手に関心を払うようになる、相手が何に関心を持っているかを知ろうと努力する(これは、コーチングにとってとても大切な姿勢です)からというものです。
今までの経験を振り返れば、赤ちゃんや動物、全く知らない言葉を話す人ともお互いが”会話”しようとすれば、何とかなってきたと思います。
言葉の重要性には疑いをはさむ余地はないけれど、言葉だけに依存してしまうと、相手が心の内で何を考えているのか見落としてしまうこともあります。
メッセージを受信する側も当然そうですが、発信する側も同じです。
言葉だけに頼ってしまって相手の反応をしっかり見ないと、「言ったから伝わった」と思い込み、あとで”言った言わない”の衝突が起きることはままあります。
相手の表現したいことがちゃんと理解できているか、そして、自分が表現したいことがちゃんと相手に理解されているか、常に疑い(あまり適切な言葉ではありませんが)をもっていたほうが良いような気がしてます。
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