メタファーについて | エグゼクティブ・コーチ 和気香子

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普段の思考パターンではどうしても出てこないことが、ふとした瞬間に閃くことがあります。
そんな状態を意図的に作り出して、色んな気づきを得てもらうことで将来の夢・ビジョンを明確にしたり、課題解決のためのヒントを見つけるお手伝いをするのが私のコーチングです。

コーチング、和気香子

こんにちは。
コーチの和気香子です。

$メンタルコーチ 和気香子

学びのある毎日です。
でも、特に新しい知識を仕入れているのではなく、頭のどっかに記憶していたことを体感して納得している感じです。

昨日に引き続き、講師養成クラスに参加して、それはそれは色々発見がありました。
その中でちょっと面白かった話を。
メタファーについてです。

大師匠の平本あきお氏が例に出したメタファーは、自動車の部品を作っている会社で研修した時のものでした。

9人のチームで1人、ダメなヤツがいる。
そして、そいつだけがダメで、そいつさえ居なければいいのに、といった話になったそうです。

「9つの部品で支えているサスペンションがあって、1つの部品だけが必ず壊れるとしたら、それは、その部品にだけ問題があるのですか?」
と平本氏は尋ねたそうです。

すると、口々に
「いや、違う。全体的な問題で、それを直す方法は~。」
といった意見が出たとのこと。

その会社の方がよく知った言葉を使うことで、気づくサポートをしたんですね。

私の発見は、自分が分かりやすいと思うメタファーではなく、相手の知っていること・関心を活用したメタファーの方が断然良いという点です。

カッコいいかもと思って使うメタファーは本来の役目を果たしていなかったんだなあ、と反省した次第です。


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