こんにちは。
イキイキとした毎日を送るためのサポートをする月香です。
日本には台風がきているようですね。
ハノイも今日は雨がちでした。
今日も昨日に引き続き、印象に残った言葉シリーズでいこうと思います。
この世で辛い目にあった人の方が思いやりが深くなる。
人間は、自分が味わったことのない苦労というのを想像する力が非常に弱い。
だから、もっとそういう人たちの苦しさを思いやって想像して、少しでも役に立とうとしたい。
いいことをした人でも思いもかけない辛い目にあうことがあるし、とても悪いことをした人がお金を儲けて世の中で重要な職に就いたりすることがある。
世の中矛盾だらけ。
だから、哲学が生まれ、文学が生まれ、宗教が必要になってくる。
(「生き切る。」瀬戸内寂聴、梅原猛より)
因果応報、つまり”悪いことをした人には相応の悪いことがふりかかってくる”という概念は信じたくなりがちです。
でも、よく考えると、”悪いことが降りかかってこないために、善行をしなさい”ということを示唆しています。
それって、何だか違うような気がします。
どういうことが返ってくるとしても、自分が”いいこと”と信じることを行うのが、すんなり心に入ってくるのです。
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