「自分が感じたいように感じてはいけない」 | エグゼクティブ・コーチ 和気香子

エグゼクティブ・コーチ 和気香子

普段の思考パターンではどうしても出てこないことが、ふとした瞬間に閃くことがあります。
そんな状態を意図的に作り出して、色んな気づきを得てもらうことで将来の夢・ビジョンを明確にしたり、課題解決のためのヒントを見つけるお手伝いをするのが私のコーチングです。

雪山のために新調した登山靴を履き慣らすために、散歩をしました。
家を出た昼頃は、晴れており、寒いけれど気持ちの良い日差しの中を歩けました。
自宅近くに緑道があり、そこには白鷺が! (多分白鷺だと思います。。。)
都心にも翔んでくるのねと感動、し思わず写真を撮りました。

ビリーフ・セラピー 楽な気持ちで充実して仕事を続けるために-白鷺

「自分が感じたいように感じてはいけない」リミッティング・ビリーフ。
症状としては以下などが挙げられます。

・怒り、悲しみ、恐れ、喜び、幸せを感じない
・自分の感情が分からない
・周りの人の感情に合わせてしまう
・思考ばかりしている
・周囲の出来事に対して、いつも第三者の立場で客観視している
・代替感情を使う(例えば、「悲しみ」を抑圧して「イライラ」)する、「怒り」を抑圧して「ニコニコする等」
・摂食障害 ※母親が望むように感じなければならないというリミッティング・ビリーフによって自分の感情を抑圧している女性が、過食・嘔吐を繰り返すことで、感情を抑え込んだストレスを発散しているケース

刷り込みの場面としては、下記のようなものがあります。

・感情を出すと抑えが効かなくなる自分に恐怖を感じた
・感情を出した時に笑われたり怒られたりした
・親が感情的になる人を否定していた
・親から特定の感情を感じることを禁止されていた(男の子は泣いてはいけません、女の子は怒ってはいけません等)
・親のために感情を表すことを我慢した(私が泣くと、病気のお母さんが辛くなるから)
・いつも怒ってばかりいる親が怖かった(「怒るのは悪いこと」と決めた)、嫌だった(「私は絶対に怒らない」と決めた)
・両親が感情を自然に表現しなかったり、幸福感を感じたり、ものごとを楽しんだりしない人だった

うんうん、私にもバッチリ当てはまりますね~。
以前も書いたように、特に摂食障害です。
二十歳前から、つい2、3年前まで続いた過食・嘔吐のベテランです。

また、三十歳前後までは、感情の起伏が激しくしょっちゅう怒ったり泣いたりしたものです。
でも、いつからか、怒ることをしなくなりました。
怒ると、自分の後味も悪いし、相手にも嫌な思いをさせるので、「自分に落ち度があったのだ」と考えることにしました。
その方が楽だと思えたからです。
幼い頃ではありませんが、私がそう決心した刷り込みの場面があったのでしょう。
あまり、具体的に思い出せないのですが、職場や恋人が複合的に絡んでいる気がします。
怒らないのは、一時的には言い合い等しなくて済み楽ですが 、長期的に見るとストレスを溜め込んでしまいます。

セラピスト仲間の力も借りながら、少しずつ「自分が感じたいように感じてはいけない」リミッティング・ビリーフを外してきました。

お陰で随分怒りを表に出すことができるようになり、楽になりました。
朝起きて鏡を見ても、眉間の縦皺がくっきりしていることも無くなりました。
以前は寝ている間に怒っていたのでしょうか。

社会人の場合は、感情はTPOに合わせて表現する必要はありますが、出すべき時には出した方が良いですね。
何よりも自身の心身の健康が大切なのですから。

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では、皆さんの明日からの1週間も楽しく充実したものでありますように!

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