「欲しがってはいけない」 | エグゼクティブ・コーチ 和気香子

エグゼクティブ・コーチ 和気香子

普段の思考パターンではどうしても出てこないことが、ふとした瞬間に閃くことがあります。
そんな状態を意図的に作り出して、色んな気づきを得てもらうことで将来の夢・ビジョンを明確にしたり、課題解決のためのヒントを見つけるお手伝いをするのが私のコーチングです。

東京では、恵みの雨が降ってきました。
晴れが続けば傘も要らないし、出かけるのも楽です。
でも、農家出身の母は、やはり雨が適度に降らないと色々悪影響があるとよく言います。
だから、"恵みの雨"と言うのですね。
ベランダのシマトネリコもなんだか元気になったようです。

「欲しがってはいけない」リミッティング・ビリーフ。
・自分は二の次、「家族のため」、「親のため」と考えていることが多い
・人に頼みごとが出来ない、罪悪感を感じる
・自分が欲しいものを「欲しい」と言えない
・「どうしたいの?」と聞かれても「何でもいい」と答えてしまう
・自分のためのお金なのに自分のための物を買えない
・自分の欲しいものを選べない、分からない
・自分の欲求を素直に出している人を見るとイライラする
などが症状です。

私にはあまり無いようです。
自分の物をドンドン買えますし(笑)
周りを見ると、結構いますね。
家族どころか、遠い昔に上司だった人のためにお金をあげてしまうとか。
とても良い子です。その人のこと、大好きです。
少なくとも表面的には悩んだり、困っていないようなので、心の中で折り合いがついているのでしょう。

刷り込みの場面としては、以下が挙げられます。
・「お兄ちゃん(お姉ちゃん)だから」と言われて、いつも我慢してきた
・親のため、家庭の事情のために、欲しいものを我慢しなくてはならなかった
・両親から「欲しい、欲しいと言ってはいけない」「我慢することは良いことだ」と言い聞かされた
・両親が自分の欲求を口に出せない人だった(これは、モデリングです)

そう言えば、私も何かを欲しいと言うと、"見るもの乞食"とか"物欲が強すぎる"と親に言われたものでした。
きっと、並み以上に物を欲しがったからなのでしょう。
訴えたものの半分位は、与えてもらえました。
だから、言われて当然とだったと振り返って感じます。
従って、リミッティング・ビリーフにはならなかったのです。

自分の欲しいものを例え意識しなくても、全部我慢したらどんなにストレスが溜まることでしょう。
リミッティング・ビリーフを外して楽になって欲しいです。

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