タイの Master chef の審査員でもある、Issayaの Ian Kittichaiシェフが監修を行なっている、リゾートワールドセントーサ内のレストラン、Tangerine。アジアのベストレストラン50で今年20位、ミシュラン一つ星も獲得したLe Duの Tonシェフこと、Thitid Tassanakajohnシェフを招いてのコラボレーションが行われました。
 
 
世界の著名シェフの料理が、Citibankカード会員は100ドルで食べられる(非会員は180ドル) "100グルメ"のイベントの一環で、お邪魔した日も大賑わいでした。
 
 
まずはパン。ブリオッシュとフォカッチャの間のようなタイプの、中がふんわり、周りがカリッとしたもの。下にはタイバジルのペーストが。
 

 

 

 
まずは、Issayaの Ian Kittichaiシェフの料理から。
 
Seared Scallop
Tangerine’s garden herbs, cashew nut milk-pepper dressing
 

自家製のカシューナッツミルクは、200gのカシューナッツを1リットルの水に一晩漬けて作った乳製品不使用のもの。最近アメリカにタイ風のデザートショップを何軒かオープンしたIanシェフ、こういったトレンドも積極的に取り入れています。ご自身も健康のため、1日2時間のウォーキングが日課とか。

 

バジルオイル、ローストした唐辛子で辛味をプラスしています。

 

 
そして、Tonシェフの料理は
Cured Fluke
Avocado, green mango & ginger

 

 

 
日本産の刺身用のヒラメを厚めに切り、唐辛子を効かせたアボカドのピュレと、ココナッツミルクのスノーと共に。下には緑のマンゴーと生姜のサラダを敷いて、さっぱりと仕上げてあります。タイでも良質なアボカドが取れることを多くの人に知ってもらいたいと、タイでよく使われる緑唐辛子のソースの味に仕上げてあります。
 
Sustainable Sea Bass Soup
Turmeric, Coconut - galangal broth
 
Ianシェフからは、サステイナブルな養殖のシーバス(スズキの仲間)を使ったターメリックとココナッツ、ガランガルのスープ。濃厚なココナッツとスパイスの味わいです。
 
 
Lobster in Signature Southern Style Curry
Smoked pumpkin & signature curry

 

 

 
Tonシェフがずっと作り続けているシグネチャー。普段はタイ産のロブスターを使っていますが、今回はシンガポールということでカナダ産のロブスターを。南部タイに伝わる米麺と合わせて食べる蟹のココナッツカレーの伝統料理をロブスターでアレンジ。
甘くてスパイシーな、ピーナツを加えたかぼちゃのピュレと共に。
 
Ianシェフからは、
“Hunglay” Iberico Pork
Tamarind, pickled garlic

 

 

 
イベリコ豚をタマリンドの甘めのソースで煮込んだもの。上にはカフィライムの葉を細切りにしたものを散らして。

 

 

 
ここでご飯。アジア料理にはやはりお米が合います。もっちりした黒米でヘルシーに。
 
そして、特別にTonシェフがメニュー外から出してくれた、牛肉のChu Cheeというカレー。

 

 

 

 

 
  • Mango Panna Cotta

    Smoked coconut ice cream

 

 

 

 
デザートはTonシェフから、マンゴーのパンナコッタとココナッツクリームのソルベ。カリカリとしたライスパフが食感のアクセントになっています。

 

 
 

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■Chef Ian Kittichai & Chef Ton at Tangerine restaurant (100 Gourmet)

日時:2019年4月11日〜14日(終了)

営業時間:ランチ 12:00~14:15 (L.O.)、ディナー 18:00~21:15(期間中無休)

住所:18 Sentosa Gateway, ESPA, #01-563 & 564, 098134

電話: +65 6577 6336

アクセス:シンガポール中心部からタクシー約30分