お正月が終わると、シンガポールで一番大事な祝日、旧正月がやってきます。陰暦のため、毎年日程は変わるのですが、今年は2月5日と6日。

 

日本のお正月と同じく、家族や親戚が集まり、中国料理のお店や自宅で、魚生という刺身入りのサラダのようなものを食べる風習があります。

 

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今回は、マンダリン・オリエンタルホテルの中国料理、Cherry Gardenのメディアイベントにお邪魔してきました。

 

Cherry Garden は、香港出身で、長年シンガポールで働いているCheng Hon Chauシェフが厨房の指揮をとっています。

 

Harmony Yu Sheng

まずは、サーモンの刺身を使った魚生。

 

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食材にはそれぞれに、幸運を表す意味があり、それを食卓を囲む全員で混ぜながら高く持ち上げて落とすことで、運気が上がる、と信じられています。

 

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このCherry Gardenの特徴は、青ネギを使ったソースと、ハイビスカスの実、ロゼラを使っていること。青ネギのソースはネギの香りはあまり強くなく、すっきりといただけ、砂糖漬けのロゼラは、甘みのアクセントになっています。

 

Braised pig’s trotter

 

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蒸し煮にした豚足とアワビ。海の幸と山の幸のコンビネーション、しっかりと醤油が染み込んだアワビは旨味がたっぷりで、優しい豚足のゼラチン質とよく会います。

 

Luxurious Pen Cai

 

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そして、旧正月に欠かせないご馳走が、こちらのスープ。Pen Cai。ロブスターやアワビ、ナマコなどの高級食材を詰め込んだスープで、7人前からの予約制です。ちなみに、7人前でこのサイズ。具材を一人一個必ず食べる、などにこだわらなければ、多分15人くらいで食べられそうな大きなサイズです。

 

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広東料理らしい旨味を感じる醤油ベースのスープは、具材をそれぞれに最適な味と調理方法でバラバラに調理して、それを煮汁とともに全部混ぜ合わせ、最後にオイスターソースで仕上げたもの。豚のバラ肉を一回表面を香ばしくカリカリに焼いてからスープに入れてあるものが、特に香りがよくて気に入りました。

 

Braised ee-fu noodles with cordycep flowers

 

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しっかりとスモーキーなWokの香りのある、あっさりとした味付けの冬虫夏草の麺。食べて美しく、健康になる考え方が根強い香港、お正月から、しっかりと滋養のあるものを食べるというのは、そんな考えに根付いたものなのかもしれません。

 

Chilled aloe vera jelly

 

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さっぱりとしたアロエベラ、レモングラスとバラの花のゼリー。お腹がいっぱいでもするっと入るデザートです。

 

 

Chinese New Year delight

 

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ニェンガオ(年糕)と呼ばれる餅に、天ぷらのような衣をつけて揚げたもの、そして胡麻団子。魚生に使われている魚の皮のチップ以外、ここまで揚げ物はありませんでしたが、ここでしっかり油を使った小さなお菓子を出すことで、しっかりと食べた感も味わえます。

 

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旧正月のメニューは、1月18日〜2月19日の日程で提供されます。メニューの詳細はこちらです。

 

 

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■Cherry Garden

営業時間:ランチ 12:00〜14:30、ディナー 18:30〜22:30

住所: Mandarin Oriental Hotel 5 Raffles Avenue, Marina Square, Singapore 039797

TEL:+65 6885 3500

URL: http://www.mandarinoriental.com/singapore/hotel/hotel-news/

アクセス:MRTプロムナード駅から徒歩10分ほど