滝谷出合からの第四尾根主稜(穂高岳)Ⅱ

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滝谷四尾根下部登攀中

「飛ぶ鳥もかよわぬ」「岩の墓場」と昔から呼ばれているそうな滝谷だった。
取り付きまでが、「核心」だった。

下から(出合から)の、滝谷でないと、「真の滝谷」とは言えない、と言われての挑戦。

四尾根登攀は、むしろ、楽だった。



1日目(2011年9月23日)
12:00 新穂高温泉駐車場 → 15:10 滝谷出合い避難小屋(泊)

2日目(9月24日)
5:00 滝谷出合避難小屋 → 5:30 雄滝 → 9:00 ナメリ滝 → 15:00 ツルムのコル → 16:00 終了点 → 16:30 稜線 → 18:00 穂高岳山荘(泊)

快晴
行動時間 13時間



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5:00 滝谷出合避難小屋
ヘッドランプをつけて、、、

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5:30 雄滝

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何度か渡渉。

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ここで、クライミングシューズを履く。
雄滝と雌滝の間を登る。
第一難関

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木登りだ、、、

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7:30 シャワークライミングだぁ、、、

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7:44
初めて出てきた雪渓
アイゼンをつける、、、

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9:00 ナメリ滝

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第二難関のナメリ滝の1ピッチ目終了点↑

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9:28
ナメリ滝の落ち口
2ピッチ目↑

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合流点雪渓
石混じりで黒くなっているが、雪渓の下を歩き、
左岸側からよじ登る↑

四尾根登攀より、このアプローチの処理が、プロとアマの違いだ、と思いつつ、這い上がり、大きく割れている、クレパスでは、プロが熟慮の末、ロワーダウンで下りた。

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落石に注意しながら、、、
お日様が当たり出すと、両方の谷から、ゆるんだ石が落ちてくる、、、

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木登りもして、、、

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自分も落石をしないように、注意して、、、

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C沢ルンゼ上り

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岩の間は、凍っているので、これも細心の注意、、、

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岩の墓場、、、

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13:18
やっと…四尾根

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ツルム

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Bカンテ
傾斜が強くなり、頂稜にこだわって登る、、、

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反対側にまわる

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14:07

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Cカンテ
大ピナクルと凹角


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ツルムのコルへの、懸垂下降。
浮石に注意して。

ここからのDカンテの2ピッチが、四尾根のハイライト。
出口は、10a。

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ツルムと槍ヶ岳


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16:00 終了点





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結構、一般登山道も怖い道だ。

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18:00 穂高岳山荘

写真の容量がいっぱいなので、「Ⅲ」に、つづく…