こんばんは。

 

森澤 恭子です。

2022年12月より品川区長です。  


令和7年品川区新年賀詞交歓会。

多くのみなさまにご参加いただきありがとうございました。

昨年のことを思うと、「新年明けましておめでとうございます」と心から言えることは本当に有り難いことです。



以下の通りご挨拶させていただきました。

 

新年明けましておめでとうございます。

皆様方におかれましては、お健やかに新年をお迎えのこととお慶びを申し上げます。


昨年の年初を思いますと、穏やかに三が日を過ごせることが、いかに有り難いことかを私もしみじみと感じ、改めて日々の「あたり前」に感謝しながら過ごすお正月でした。


日頃より、品川区政に対する厚いご支援、深いご理解、ご協力を賜り、心よりお礼申し上げます。

本日は、お時間の許す限り皆様へご挨拶させていただければと思いますし、皆様も交流を深めていただければ嬉しいです。


さて、今年の干支の巳年は、変化と成長の年といわれています。蛇が脱皮して新たな姿になるように、品川区政も時代の変化に柔軟に対応し、さらなる発展を目指す成長の年にしていきたいと思っております。


現下の社会経済情勢に目を向ければ、日本社会は更なる少子高齢化が進展し、2040年には、人口がピーク時と比べ、約1,800万人以上減少するといわれ、生産年齢人口の減少による労働力不足、特に需要が高まる医療・介護分野の深刻な人材不足などが予測されています。変化のスピードも速い、先が見通しづらい時代だからこそ、これまでと次元の異なる形で、人々の不安や不満といった「不」を解消し、より安心して暮らせるための施策を打ち出していく必要があると考えております。


病気をしたり、怪我をしたりして突如として生活ができなくなる可能性は、誰にでもおこりえます。だからこそ、今を生きる全世代のあらゆる人へ所得の如何によることなく、あまねく基礎的な福祉等の行政サービスを保障していくことが肝要と考え、そういった取組により「区民の幸福(しあわせ)」、すなわちウェルビーイングな社会を目指して参ります。


本年11月には、日本で初めて聴覚障がい者の国際スポーツ大会であるデフリンピックが開催されます。デフリンピックを契機として、障がいの有無にかかわらず支え合う共生社会もさらに推進してまいります。


本年も、皆様とともに、「誰もが生きがいを感じ、自分らしく暮らしていけるしながわ」を築いてまいる決意です。希望の持てる社会を、未来を、共につくってまいりましょう。


結びに、皆様のご健勝とご多幸を心より祈念いたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。



虹性別や障がいの有無、

家庭の状況などにより

選択を阻まれることなく

自分の望むように生き、

幸せを感じられる日本へ虹

*公式ホームページ*

http://kyokomorisawa.jp

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品川区長 森澤 恭子

(2022年12月4日~)

 

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