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昨年読んだインドネシアの書籍の中での
ハイライトは何と言ってもこの一冊
(といっても読んだ中で唯一の小説で、他はノンフィクション..)
インドネシア・ジャワ島における
華人の歴史をベースにした小説です。
内容は伝説・民話に基づくものから、
史実をもとにしたエピソードまで入っています。
本の表紙からなんとなく想像できるかもしれませんが
とにかくずっと切ないです。
現代の私たちが知るインドネシアでの
華人差別や文化の弾圧はスハルト大統領の時代。
しかしそれよりもずっと前から
このジャワの地で華人たちは差別を受けたり
幸せを掴んでも結局は悲しい結末を迎える・・😢
古マタラム王国(8世紀~)から
マジャパヒト王国(13世紀~)
そしてオランダ植民地時代(17世紀~)
この長い時間の中で伝説レベルで残るエピソードや
実際の華人虐殺事件などをベースに
各章で詩(華人の声)を取り入れ物語が進みます。
長文になってしまうので、
印象に残ったいくつかのエピソードは
別記事に今度書くつもりですが
例えばジャカルタ中心部の
在住日本人にも馴染みのある土地の名前が
オランダによる華人虐殺事件の悲劇が由来だったり、
現代にもその爪痕が残っています。
インドネシアは世界でも稀な?
華人文化が最小限にしか残されていない国。
インドネシアと言う国の歴史や文化の中には
過去に生きた華人の悲しいストーリーがあるのでした。
本の中にはインドネシア・ジャワの原住民と
華人にまつまわる民話や伝説、
華人とは関係なくても興味深い伝統文化、
おもしろいエピソードが満載でした!
こちらもまた記事にしたいと思います。
皆さんは昨年読んだ本で心に残ったもの、
強い印象が残ったものはありますか?
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