2017年9月25日 月曜日

 

どくしゃになってね!

 

ロンドンからの移動がよっぽど疲れていたのか、早朝に始まる爆音のお祈にも負けず、私は朝8時まで寝ていた。

 

授業は昼からなので心配ない。

朝ごはんを食べに台所へ降りると、ヤッサが大量の白い布を袋に詰め込んでいた。

 

"Good morning KOKO! Are you all right?"

(おはよう。元気かい?)

"Yea I'm fine good morning."

(うん、元気よ。おはよう。)

 

マンチェスターの人々は

" How are you?" は使わない。

代わりに

" Are you all right?" と、尋ねるのだ。

"How are you?"と聞くと

「お前、よそもんだな?ニヤリ」と分かってしまう。

 

半ばぼーっとしながら、お湯を沸かしてコーヒーコーヒーを淹れる。

アッティヤが買い置きしてくれた食パンの山から、パンを2枚抜き、トーストを作った。

バターと、たっぷりの蜂蜜はちみつを塗って食べるのが私の至福の時間だ。

 

反対に、ヤッサは日が昇ると何も口にしない。日中は断食をしている。

彼が15歳のころからずっとだそうだ。初日の朝にヤッサがむいていたリンゴりんごは、子供達のお弁当用だった。

 

目の前でヤッサは黙々と作業を続ける。

今日は理容室は休みのはずだ。

何してんの?と聞くと、洗濯洗濯に行くと答えた。

近所の大型コインランドリーへ、タオルやシーツをまとめて洗いに行くそうだ。

それならば、私も連れて行ってほしい。

マンチェスターに来て1週間になるが、まだ洗濯できていない。

 

ヤッサは二つ返事で、一緒に行こうと連れて行ってくれた。

 

 

(コインランドリー )

 

家のすぐ近所だった。

イギリスのコインランドリーは、お湯で洗う。

Hot water または Warm water が選べ金額は同じ 3.5£(500円)だ。

普通はWarm water を使う。

 

私はヤッサに教えられながら、硬貨を穴に入れる。

イギリスの硬貨、日本以上にややこしい。

見てほしい!!

 

 

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全部エリザベス女王だ。

左から順に、1ペニー、5ペニー、10ペニー、

20ペニー、50ペニー。


大きさと金額が比例していない。

5ペニーの方が1ペニーより小さい。

なんでや。びっくりあせる

 

(1£、2£ 硬貨もあるが、それは分かりやすいので省略する。)

 

ほとんどの外国人旅行者はイギリスの1£以下の硬貨に困る。

日本のように、10円玉は平等院鳳凰堂で~とか、1000円は野口さん照れで、5000円が樋口さん、音譜1万円が不動の福沢さんニコニコラブラブだよね~とか言って覚えていられない。

 

私はヤッサと、周辺にいたご近所の皆様から、この硬貨の見分け方をレクチャー頂いたがなかなか覚えられなかった。

 

洗濯洗濯物の間、ご近所の方々と談話が続く。

洗濯代行頼んだら、しわくちゃにされて、10£もとられた!だの、

雨降ってる日にここまで来るん本間めんどいわ~えー とか、なんかそんな会話だ。

 

ヤッサと一緒に一度家へ帰り、もう一度コインランドリーへ戻ることにしたが、自分の洗濯物が誰かに盗られやしないかあせると不安になり、ヤッサより一足早くコインランドリーへ戻ってきたのだ。

 

コインランドリーには、奥の角に、おばぁちゃんが一人いるだけだった。

洗濯時間が、まだ後5分ぐらい残っている。もう少し待たねばならない。

私は、ポケットの小銭を取り出し、どれが何ペニーか覚えることにした。

これが、50ペニー…これが、10ペニー、でこれが、、、

 

すると、酔っ払いか、アル中か、ヤク中かよくわからないが、ややこしそうな、爺さんが酔っ払い入ってきた。

爺さんは、フラフラと歩き回りながら、奥のおばぁちゃんに何やら悪態をつきに行った。おばぁちゃんは、ガン無視だ。まるで相手にしない。

爺さんは、ぶつぶつ言いながらおばあちゃんの側を離れると、私の方へ来た。

 

爺さんは私に何か言ってきた。

何を言っているのか分からないが、何か腹の立つムキームカムカ事を言っているのは確かだ。

 

「は? 」 

"I don't know."

 

私は睨み返していた。

 

爺さんは、何か言ってふらふらと出て行った。

 

昼間でも、こんな酔っ払いは、たまにいる。

今回は爺さんが出て行ってくれたから良かったものの、相手にしないのが一番だ。本来なら、睨み返したりなんかしてはいけない。

 

一人でいると危ないことだってあるのだ。

 

しばらくしてから、ヤッサが来た。

ヤッサに言うのも面倒だったので、私たちは、何事もなかったかのように、洗濯物を乾かし、家へ帰った。

 

そして、その夜事件が起こった。



 

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