静香役の水川あさみとのび太役の妻夫木聡の組み合わせは初姫と直江兼続になる。
ジャイ子役はAKB48の前田敦子。

まず1970年当時の時代設定で考える。
1970年でのび太と静香が10歳、ジャイ子が8歳とすると、のび太と静香は1960年生まれで、ジャイ子は1962年生まれだから、ジャイ子は松田聖子と同い年になる。

てんコミ第1巻の第1話でのび太とジャイ子の結婚が19年後とあるので推定1989年。
一方、この設定ではのび太が30歳なのは1990年で、ジャイ子は1990年で28歳なので、のび太が誰と結婚するにせよ、独身はおかしい。

そこで「20年後」が概数であると考えて、1970年から19年後の1989年でのび太が30歳と假定する。
この場合、のび太は1959年生まれでジャイ子は1961年生まれ。

また、西暦2012年正月でのび太10歳、ジャイ子8歳、そこから20年後と假定。その場合、近未来は2032年になる。
この場合、2011年の誕生日でのび太が10歳、ジャイ子が8歳とすると、のび太は2001年生まれ、ジャイ子は2003年生まれとなる。

なお、原作第1話ではジャイ子はのび太と結婚しても相変わらず太目であり、柳原可奈子か森三中に近く、前田敦子とは似ても似つかない。
このCMでのび太は静香と結婚するかどうか不明。

ところでネットの情報では小倉智昭は『ドラえもん』を観たことがないらしい。彼は1947年生まれであり、『ドラえもん』の原作が始まった1969年12月で22歳だから、団塊世代にして学園紛争世代であり、彼と同世代だった人たちは『巨人の星』や『あしたのジョー』を読んだ大学生だっただろう。
『ドラえもん』は1970年1月号の『小四』を上限とする学年雑誌で始まったので、1969年末~1970年初めでは10歳以下の世代が『ドラえもん』の読者第1号であった。1959年4月2日以降に生まれた世代が「ドラえもん世代」である。
1959年4月2日生まれの人は2012年4月2日で53歳になる。2012年正月の時点で52歳。
小倉智昭は2011年の時点で64歳になっており、2012年の誕生日で65歳になる。「ドラえもん世代」より一回りも年上であるから『ドラえもん』を知らなくても不思議はない。

一方、『情報ライブ ミヤネ屋』の宮根誠司は1963年生まれで、原作が始まった1969年師走当事で6歳。1973年の日テレのアニメ放送のときは10歳。だから宮根氏は『ドラえもん』の話題でも関心を持てるだろう。

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2012年1/27 1月