前回と同じく1185年から話が始まり、眉の薄い北条政子が登場。壇ノ浦で草薙の剣紛失。
それから57年前だから1128年と思われる時代に移る。

大治年間に移り、直後に「明けて大治2年」とあるから、清盛の青年時代は1126年から始まったか。

外見は男臭く、泥臭い作品だが、主人公が育ての親や身分の高い人にも直言するあたりは『江』に近い。
また、大河では清盛も江も秀忠も龍馬も「民が苦しんでいるのを何とかしたい」「大平の世を作る」ことを目標にしているが、どうも進歩がないのではなかろうか。
清盛が民のために作った武士の社会が乱世を生んで民を苦しめ、それをなくすために徳川家が豊臣を滅ぼしたが、今度はその徳川幕府を倒すのが民のためという結論になった。

これのあと、TBSで『運命の人』を見たが、NHKのBSプレミアムの『トンイ』を忘れていた。

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2012年1/15 1月