野比のび太年齢変遷(10歳でスタート→12歳→7歳の繰り返し) 

この場合、のび太は1970年8月7日で10歳であり、小学校を卒業するたびに、次の代ののび太が小学校に入学することになる。
できれば各時代の掲載誌の学年を全部確認したいところだが、それは別の本にあるので、ここでは省く。

のび太が1960年生まれで、12歳の春(13歳になる夏から数箇月前)で6歳年下ののび太にパトンタッチしたと假定すると、1973年の日テレ版のアニメのときは2代目が小学1年生になったとき。
1979年のテレ朝版スタートのときは3代目が小学1年になったときであった。

「竜宮城の八日間」ののび太は1982年当時、小学生で、この表では3代目で、82年で小4という点で原作の基本設定と合致する。
「ハリーのしっぽ」では1985年当時ののび太が小学生で、3月までなら3代目、4月以降なら4代目である。

原作「りっぱなパパになるぞ!」ののび太は1977年で小学生だったので、2代目に相当するが、25年たった2002年に少年のび太と年齢がほぼ同じに見えた息子・ノビスケは6代目ののび太とほぼ同世代である。
この場合、2代目と3代目の年齢差が6歳なので、2代目と6代目では24歳差になる。のび太とノビスケの年齢差がほぼ四半世紀であることがわかる。
この原作「りっぱな~」でのび太が1977年で10歳、ノビスケが2002年で10歳とすれば、のび太は1967年生まれ、ノビスケは1992年生まれであるから25歳差である(下注釋)。

2003年4月から2009年3月までが7代目ののび太である。2009年4月から8代目にバトンタッチしたわけだ。
8月7日はのび太の誕生日。2009年8月7日でのび太が11歳だとすると、こののび太は1998年生まれである。

前後一覧
09年8/2 8/3 8/4 8/6 8/7 8/8


注釋
25歳差
なお、のび太の父・のび助ものび太より四半世紀ほど早く生まれた。1974年の「地下鉄をつくっちゃえ」でノビスケが36歳なので、のび太が10歳とすれば26歳差。のび太は1964年生まれで、のび助は1938年生まれ。1970年当時ならのび太は1960年生まれで、のび助は1934年生まれ。1945年に11歳で疎開したことになる。
「ハリーのしっぽ」ののび太は1985年で10歳とすると、1975年生まれ。のび助が1985年で36歳なら1949年生まれで、『ドラえもん』が1980年代に入った時点でのび太の父・のび助が「戦後生まれ」になったことになる。
アニメで「地下鉄を~」がリメイクされた2008年でのび太の父・のび助が36歳とすれば、のび助は1972年生まれである。原作「竜宮城の八日間」ののび太(1982年で10歳とした場合)と同い年だ。


参照
主な『ドラえもん』関連記事(2009年7月14日~8月)