FUJISE DENTAL CLINIC 上棟日
昨日11月15日に、スカッとした秋晴れの下、上棟を無事に終える事が出来ました(^_-)-☆
まだまだ今からですが、ほんとに皆さんのご協力のおかげです。
正面観
CGに近い形が見えてきました(^O^)/
東面観
南東面観
西面観
二階部分はまだでしたが、通し柱はしっかり立っていましたよ!!
今回は個人住宅ではないので、厳かな上棟式までは致しませんでしたが、大工さんたちへ日頃のねぎらいとこれからの安全を祈願する意味で、お食事をして頂きました。
個人住宅なら、餅投げをしたと思いますが、今回はクリニックなので控えました。
うちの親父です!!
昔は、酒飲みながら宴会でしたが、皆さん仕事に差し支えるということなので、お酒は無しでした。
やっぱり事故起こしてからじゃ、取り返しがつかないですもんね(^_^;)
さすがです!!
せめて、お弁当ぐらいは良い物をということで、さがレトロ館の御膳を用意しました(^O^)/
ご飯が足りなくなるほど、おかずのバランスがよく、どれも美味しいですよ!!
通し柱
通し柱とは木造軸組工法(在来工法)などで使用される最も重要な構造用の柱で、二階建て以上の建築物において、土台から軒まで通った継ぎ目のない柱のことです。
通常の柱よりも2倍から3倍の長さがあります。
通し柱はおもに外周に立てられ、通し柱同士は胴差しが側面に突き刺さるような形で固定されます。
通し柱は1階と2階を構造的に一体化し、建物の耐震性や耐久性を高める役割を果たします。
木造で二階建以上にする方は、通し柱があるかどうかしっかり確認されたほうがいいと思います。
プレカット工法
プレカットとは、建築用の材料を事前に工場で加工しておくことです。
以前は現場で大工さんが、図面をもとに柱や梁に墨付けをし、木材の仕口や継手を手刻みで行なっていましたが、工場で、事前に加工を施し搬入するようになりました。
設計図面のコンピュータ化により、CAD入力と連動させ、機械によって精密に加工されます。
プレカットより、品質にばらつきがなく安定し、建築期間を短縮したり、人件費の抑制ができるようになりました。
しかし、熟練した大工さんは手刻みによって、一本一本の木の特性に合わせたり、現場の状況に合わせたりなど、機械にはできない微妙な調整を行うことができますが、プレカットによりそのような高度な技術が、途絶えることになってしまう事を危惧する声もあるみたいですが・・・・
以前は、鉋(かんな)とか鋸(のこぎり)とか使って現場に木くずがものすごかった事を覚えています。
足元の資材の継手・仕口を良く見ると、角がアールになっていますが、コンピューターでしか削れない特徴ですね。
入りやすいように、カットしてるのかは定かではありませんが、自分的には回転しそうで不安があります(^_^;)
質問したら、それを補うために必ず継ぎ目を金物で補強しているとのことでした。
ただ、プレカットも会社によってユルユルの所もあるみたいなので、皆さん、プレカットで行う場合はそのあたりも気を付けておいてください。
接合部が甘すぎると、補強する金物が接合のメインになってしまうので、補強にならないそうです。
歯科でも同じですね。
あと、ネダレス工法で先に床を貼ったので、断然後の作業がしやすくなっています。
自分の性格がでてるひとつですね(笑)
接合部分の金具がしっかりわかります。
テラスから正面を見上げたアングルです
全体として、個人住宅より柱が複雑で、大変ですがやりがいがありますとのことでした(笑)
これも、もちろんF☆☆☆☆です(^O^)/(何の事かさっぱり分からない方は前回の記事に説明しています)こちら
先ほども触れましたが、職人が育たなくなるとは自分は思いません。
どんなにCADを使っても、最終的な仕上げは人がしないといけない訳ですし。
伝統的な技法と最先端の技術を融合させることこそが、ほんとのプロフェッショナルだと感じています。
これは、今なら落書きどこでも良いですよと言われたので、一番最後に加えた重要な柱に書きました(^O^)/
「俺も頑張るから、お前も頑張れ!!」と想いをこめて・・・・(笑)