冬は厳しく~弦楽四重奏曲の諸相Ⅱ  クロノス・クァルテット | タケさんのブログ クラシック時々ポピュラー&グルメ、観光

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 クロノス・クァルテットの代表的なアルバムの1つです。 1987~88年録音で、当時すでに、現代音楽系の古典的な作品になっていたものを、10曲録音しています。

 ヴェーベルンやペルト、シュニトケから、テリー・ライリー、アストル・ピアソラ、ジャズ系の、ジョン・ゾーンやジョン・ルーリーと、バラエティに富みます。 当時より、現在のクラシック音楽ファンのほうが、興味を持って聴けそうな内容で、20世紀クラシックの、いろいろな潮流を、耳で感じることができます。 今回は、その中から4曲紹介します。

 

このアルバム用に、フィンランドの作曲家サリネン(サッリネン)が作曲したものです。 サリネンは、調性を捨てずに作曲しましたが、それでも、独特の作風で知られています。

 

ヴェーベルンの、十二音を採用する前の無調の作品です。 

 

1987年の作で、かなり、現代的な音楽ですが、タンゴ的な発想が、あちこちに聴こえます。

 

これは、有名ですね。 元々は弦楽四重奏曲の第2楽章だったので、こちらのほうが、オリジナルの響きです。

 

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