みんなが知っているし、みんなが歌いやすい童謡や唱歌。
芥川也寸志、滝廉太郎、團伊玖磨、中田喜直、山田耕筰…日本の大作曲家たちの作品もたくさんあり、メロディだけでなくて、伴奏もすごく素敵に凝っている曲も多いのです。
言葉は、私達にとっていちばん身近な音楽だと思います。メロディにのせなくても、すでに音楽を内包している。
日本語は、縦書きに流れていく言語なのに、それを西洋の横書きの言葉に近い西洋音楽に昇華させているのもすごい。
だって、日本古来の音楽にはどうやっても英語やドイツ語、フランス語等の言語はのせられないし、テンポ感も合わないでしょうから。