
連日御問い合わせありがとうございます

この記事では、ジェントルマンズ研究会の目的や内容のご説明をさせていただきます

長くなりますので今回の記事では目的を、次の記事ではコース説明とさせていただきます

当研究会は言わば「紳士たちの性認識への研鑽道場」のようなものとなりまして

当研究会を発足した今月から約1年間で「性を通して自身に美学を持ち、性を通して自分も周りも幸せにする事」をクライアント様全員の最終的な着地点として見据えた座学&実践のコース編成となっております

なので「メンズエステ」と言う認識をお持ちでカウンセリングにお越しになると驚かれると思いますので、先ずは目的についてお話させていただきます

ここで少々自分語りを失礼させていただきますと

今年半ばまでセラピストと言う仕事を通して10年以上の月日をかけ、何万人と言う男性と対峙し

施術を担当させていただいてきたワタクシでございますが、共有させていただいたお時間全てが笑顔に溢れる素敵なものとは残念ながら言えなかったんですね

メンズサロンの運営を自分で手掛けていた時に苦~い思い出も

酸っぱい思い出も

ある種の多種多様な泥水を啜ったからこそ今の自分自身があるのではございますが

気の強さでは男性もタジタジにさせてしまう私でさえ、それらの苦い経験が積み重なると「男性不信」になってしまう結果となり

それがメンズサロンを閉めた理由の1つでもあります

間近で自分より力の強い男性が、剥き出しの本能のあるがまま手を出して来るって本当に気が張りつめるものですが

その辺りイマイチ理解してもらえない事にとてつもないジレンマを抱えておりました

しかし、そのような空気に飲まれて屈してしまったら傷付くのは私だけだと自分を奮い立たせた結果

お客様と仲違いする事も、喧嘩別れする事も
私のキャパを越えてしまった瞬間の勢いでシャットアウトしてしまったお客様も


もしかしたらこの記事を読んでいる誰かも
「あ
あの時の塩対応セラピストだな
チッ
」とか思っていらっしゃるかも知れませんが




そのような経験は10年以上のキャリアの中では勿論片手でおさまる数では無かったのですが、ひたすら創意工夫を凝らしてセラピストと言う仕事と向き合ってきた自分が結果的に「失ったものの方が大きい」と感じるのはやはり納得がいかなかったんです

ところで

メンズエステと言う仕事に携わっていた当時、私が思うプロフェッショナルセラピスト像は
「非日常を体感してもらうパフォーマンスを見せる事。
そして数々の技の応酬でお客様が完全受け身の状態でも満足して帰っていただける施術内容を常に心掛ける事」でしたが

どんなに一生懸命色んな技を身に付け、女優顔負けのパフォーマンス魂を燃やして見せても、根強いファンになって下さる方は増えても「この時間に対する認識の一致」を提供する側とお客様側とで合致させる事は至難の技でございました

その度「何で私こうなんだろう」と、施術の後に自己嫌悪になる事も沢山ありましたが今から思えばお客様と圧倒的に足りなかったもの。
それはコミュニケーションと、認識を合致させる事をしなかった事。
そしてセラピストと言う仕事を通して、ご縁を持ってご来店下さった一人一人のお客様に「この空間だけ」とか「この時間だけ」と言う刹那的な認識ではなく、「何か辛いことが起きた時にもう一度気持ちを奮い立たせる物の見方」をお客様の心に残す努力をもっとすべきだったと。
「あの時もっとこう伝えていれば、接していれば「どうして女性にこう言う事をしてはいけないのか」を理解してもらえたのではないだろうか?」と。
メンズエステと言う仕事を離れてから、自分の中の男性へのトラウマや不信感が深まっていく日々の中。
後悔として私の心にずっと影を落としていました。
これまでの文章を読んでいて心地よく感じる男性はきっと一人もいらっしゃらない事でしょう。
「もしかしたら自分のせいかも」と思う男性もいらっしゃるかも知れません。
でも敢えて本音を文章にしたのは、後悔するくらいならやり残した事を形にする挑戦にした方が私自身が今まで負ってきた傷や痛みも何もかもを昇華出来ると信じたからです。
旧サロンの会員様、そしてこれから出会うであろうお客様すべてに私の気持ちが伝わるとは思っていません。
でもたった一人でも良いから、私の経験を吸収してご自身の糧としてくれる人が居たらそれで良いんです。
セラピスト業と平行しながらヒーラーとしての道を探っていた経緯から、私は現在密教的タントラと言うものを専門としています。
タントラとは、元々ヒンドゥー教の体系の1つである考え方であり。
空海大師が日本に持って来たのが、密教タントラの始まりとされています

タントラの定義とは「性別年齢問わず自身の持つ「女性的な部分」と「男性的な部分」のバランスを保ち、自身を1つに統合する事」です。
とても難しい言い回しになりましたね

例えば、性欲が強すぎて好きな女性が出来てもすぐに肉体関係を求めては逃げられてしまう男性が居るとしましょう。
遂に意中の女性と初デート

雰囲気の良いお店も予約出来て非常に楽しいディナータイムをシェア出来ました

その後、世間で言う「モテる男性」の取る行動は夜景を見ながらドライブしつつ女性を家まで送ってあげると言う選択であったとして。
この性欲の強い男性が取った行動は車に乗るまでは同じでしたが

車の中と言う密室空間になった瞬間ベタベタと女性の体を触りまわり、同意もなくラブホテルまでひとっ走り

女性はビックリして逃げるか、本能剥き出しの男性が怖くて言われるがままホテルに入ってしまいます

これってどう思われます?
モテると言う男性は「性欲をコントロール出来ている」訳なんですよ。
タントラで言うならば「男性性と女性性のバランスが取れている行動」なだけなんですよね。
逆に性欲が強い男性は性欲に振り回された挙げ句、人生も性欲に振り回されてしまっている訳です

「あぁ~
あの子可愛い上に天使みたいなイイ子だったのに
あんなイイ子滅多に居ないのに
」と後になって思ったところで後悔先に立たずです




こう言う過剰な性欲や食欲、衝動的な依存症は「自身のバランスが取れていないから」起きる事なんです

それは性欲に偏ってしまう性癖に対する自己分析不足と、根本的に他者との関わり方に積極的でない、圧倒的経験不足が故に思慮深くなれない等

ちょっと自分自身と向き合ってみようとするだけでも、自分の知らない自分と出会えたり、「こうしてしまっていたから僕自身周りからイマイチ大切に扱われていなかったのだな」と言う視点が見えてきたりします

そう言う変化は大切な人たちに対して良い影響を与える事が出来、更にその良い影響を体感としてご自身が得る事になるんですね

そして文明社会が発達していなかった時代にその「幸せになる為の在り方とは」を体系化している人が既に居て。
現代社会を生きる我々はその体系を自身の日常生活に落とし込んで実践するだけで良いんですよ



こうして私が「これってどう思いますか?感じますか?」と言うまでそもそも自分を深掘りした事が無かった
と言う方が圧倒的に多くいらっしゃるので。

この記事をご覧になったあなた様、ラッキーですねぇ



きっかけが目の前にあるではありませんか!!
安定している人って言うのは、常に余裕があるので

来るものすべてにがっつかなくても「僕は美食家だからサ
」と言うような自分に最適な取捨選択が出来るんですよね


私はタントラと言う概念を「精神的なもの、スピリチュアルなもの」に留めず

より実践的な日常に落とし込めるものとして、自分の悪癖に振り回される方にも
より理想の自分を追い求める方にも役立たせるべきと強く思っています
フンフンッ

タントラはセクシャルなイメージを持たれやすいものではありますが(巷のタントラ職人たちがオーガズムオーガズムばっかり言ってるからぁ)
アハッ

「どうせオレには無理」とか「今のままで結構」と思っている方は本当に勿体ないです。
唐突に精神論的なお話をすると、人は必ず幸せになる為に生まれてくるんですね

あなたはダイヤの原石なんですよ

そして、人生諦めモードで生きていたり男性としての自信を失くしてしまっていたりする方ははきっかけが今まで無かっただけ。
本当にこれだけなんですよ

生まれて来て、今まですごく頑張って生きてきて。
特に男性は常に現代社会で戦闘モードだったり臨戦態勢である事を求められがちですが。
「本当のあなた自身」を置き去りにしないで欲しいんですね。
「本当の自分」と「建前の自分」と言うものが解離してしまえばしまう程、歪んだ衝動としてご自身にフラッシュバックしてしまうものになってしまいます。
そして本当の自分自身に焦点を合わせる事が出来たら、漠然としていた日常が驚くほど鮮やかになっていくもので

それを創りあげるのもまた、あなた様ご自身なんです

私は貴方様の「人生においての優先順位」に添って「それなら日常でこう言う考え方や視点があったらより楽しいのではないのでしょうか?」と言う1つの視点に過ぎません

周りを気にして生きていらっしゃるとしたら、それはもう止めましょう。
あなた様の人生は、あなた様にしか生きれないのですから

そしてあなた様がイキイキとご自身の変化を楽しまれていたら、楽しいエネルギーは周りにも伝わるものです

絵画教室のような認識で結構です

楽しく「もっとこうしたら良いものになるなぁ」と言う時間を経て、私から吸収された知識や気付き、そして学びをご自身の一つ一つの変化を味わいながらあなた様だけの美学を体現していかれて下さい

今悩みの渦中にある方も。
イマイチ人生上手く行っていないなと思う方も。
その葛藤した経験を必要としている方が必ずいらっしゃいます。
経験を誰かの役に立てる事は、ある種の「命のバトン」でもあるんです

そう言う方にあなた様が苦しんできた事を役立てられる時、辛かった事も傷付いた事も全部宝物に変わるんです

カウンセリングに足を運んで下さる方がより「嬉しい楽しい」と沢山感じる瞬間を日々歩けたら。
その一歩一歩が「幸せ」に繋がっていると信じて、一人一人に寄り添った座学と実践のコースを組み立てて私の心血を注ごうと思っております

最後に私事でございますが、一年後に仏門に入る心づもりでおります

その日を迎えるまでの1日1日を丁寧に生き、自身のトラウマを昇華して清浄を保ち得度したいと思っております

なので一年と短い会ではございますが、「Kyoさんに出会えて良かった!」と思っていただけるきっかけとなれればこれ以上なく幸せでございます

ご縁をいただく全ての方にあまねく全ての良き事が降り注ぎますように。
次の記事では具体的なコース説明をさせていただきます

ご一読くださいませ

愛してます

Kyo