
田楽豆腐はいつからあるのか?
本日、10月2日は豆腐の日。
京都は特に豆腐料理が多いですが、その中でも田楽豆腐についてご紹介してみたいと思います。
田楽豆腐で有名なのは、祇園の八坂神社参道にある中村楼(なかむらろう)というお店。
創業は室町時代ともいいますから、かなりの老舗です
当初は二軒の茶屋があり、「二軒茶屋」と呼ばれていましたが、そのうちの1軒はすでになく、残ったお店が現在の『中村楼』です。
さて、豆腐といえば、お寺の精進料理。
そして、京都はお寺の多いまち。
というわけで、江戸時代から田楽豆腐は親しまれていました。
「二軒茶屋」の田楽豆腐は、十返舎一九(じっぺんしゃいっく)の『東海道中膝栗毛(とうかいどうちゅうひざくりげ)』(1802~1814年に初刷り)にも登場するほど
オランダ出島の商館長も京都に来た際には立ち寄っていたそうです。
名物田楽豆腐(木の芽味噌)
中村楼はちょっと(?)私的には敷居が高いですが
そんな方にはコチラ↓
現在も「二軒茶屋」として茶屋を開かれています(中村楼のお隣)。
田楽豆腐はもちろんのこと、おうどんや鯛茶漬けなどの食事から、パフェやあんみつなどの甘味を楽しむことができますよ
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