「いい子してるかなぁ~?」
って、手術前の母に会いに行ったら、
『いい子してるわよ〜』
って…
Vサインもしてくれた。
何故、ここに居るのか…
これから何が始まるのか…
分からない母は幸せなんだろうか…
積極的治療はしないと思っているけど、それで本当にいいのだろうか…
いろいろな想いが頭の中と心の中でぐちゃぐちゃになっていた。
両親が祖母の介護をしていた時、
食事がとれなくなった祖母に胃ろうをした。
その時、まだ元気だった祖父の希望だった。
両親は、その時私に、自分たちがその立場になった時に、それだけはしないで欲しいとお願いして来た。
父は食べれなくなったら寿命だからと、病気になってからも、延命治療はしないでと言い続けてこの世を去った。
そして、母はその後…
将来の話しをするたびに、
『胃ろう?
…するわよ。』
『延命治療?
…してよ!!』
って言ってた…。
本心はどっちだ?!
母は認知症だ。
今から手術だ。
何故、ここに居るのか…
何故、手術するのか…
何度話しても、すぐ忘れちゃう。
そんな中、私は積極的治療はしないと決めている。それが正しいのか、間違っているのか…
分からないまま、時間は過ぎて行く…
負けてたまるかぁっっっ!!!