いつもの事だが誰にも年の瀬、正月がやって来る。
ここ十数年は元旦は尼崎の実家に帰るようにしている。
そして京都の土産をほんの気持ち程度買うようにしていた。
いづうの鯖寿司、三木鶏卵のだし巻き卵、ふたばの豆餅等。
この5、6年はそんな事も少なくなったが、
その代わり自家製のちりめん山椒と紅白の上用饅頭、
それと義理の兄が大好物の村上重の千枚漬け。
ちりめん山椒はメインのちりめんの良し悪しで決まるので、
特に年始の帰省用には気を使う。
この数か月は高野の阪急スクエアの干物専門店が安定して、
安くて品質の良いちりめんを扱っているので、
前みたいに良い時期のモノを冷凍保存する事も無く余裕をかませていた。
ところが年の瀬が迫り一週間前に買い出しに行くと、
それまで小振りで色の良いちりめんが、中ぶりから大ぶり、
全く別物が並べられていた。
まだ時間に余裕があるので、生協、ライフ、イズミヤ、
イオンでも見つからず、業務スーパー、サンディ、
ここならあるだろうとイカリ、ヘルプ、
最近知った下鴨本通りの高級食材を扱うフレンドフード。
結局何処にも置いておらず、今回は残念だが諦めようとしていた。
この二日前、日頃ほとんど利用した事がない、
地元のスーパーのナカムラに別の目的で入ったはずだが、
何気なく干物のコーナーに目をやると、宮崎産のちりめん。
間違いなく上乾ちりめん、それも上物。
こんなちりめんは久々、初めてかも!
そして大晦日、ギリギリ間に合った。
全てが厳選調味料では無いが最近の定番。
手順はそんなに変わりは無いが、醤油は出来上がりの直前に投入。
少しでも醤油の香ばしさを引き立たせかったので!
それと乾燥させる時に一時間ほど天日干し、室内で一時間。
そうすると旨味成分が増すような気がして?
言うまでも無く極上のちりめん山椒出来上がり、何時もの自画自賛( ´艸`)。
終わり良ければ総て良し!
良いお年を。。。