一ヶ月ほど前に東福寺の三門前の蓮を撮影した際、
塔頭の天得院が「桔梗を愛でる特別拝観」をしていたので、
帰りに伺う予定にしていたが、撮影を終え天空を見上げると、
大きな太陽がジリジリと照りだしていた。
夏の強烈な日差しの下の庭園はと思い、この日は諦めて帰った。

その数日後の7/10拝観終了の一日前、
本日の天気予報は概ね曇、何も考えず天得院に向っていた。
到着は10時過ぎだったが、最終一日前と云う事もあり、
すでに大勢の観光客が押し寄せていた。


正平年間(1346~70)東福寺第30世住持、無夢一清禅師が開創。
1614年に文英清韓長老が住菴となっている。
清韓は豊臣秀頼の請に応じ方広寺の鐘名を撰文したが、
銘文中の「国家安康、君臣豊楽」が徳川家を呪詛するものとして、
徳川家康の怒りを招き寺は取り壊されたと伝わる。
現在の堂宇は天明9年(1789)に再建されたものらしい。



ここ数年は「桔梗の寺」として…
小さなお寺で何度か前を通ったことがあるが、
想像以上に方丈建屋には人で溢れ返っていた。



 

 

 

 

 

 

少しお金持ちの個人宅座敷の広さしかない方丈。
一番の庭園のベストビューポイントは、
方丈の端から縁側を大きく入れて庭園の全景を捉える。
しかし画面右手には約50~60人がひしめき合ているので、
何度も頃合いを探ったが、これが限界!

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

なかなか撮影ポイントが定まらず、
久々にストレスを感じるも、
無垢な桔梗の花を観ていると自然と穏やかに…

 




 

 

 

 

 

気持ちを切り替えて、
ここからはほとんど杉苔と桔梗の花…。

 





 

 

 

枯山水式庭園の方丈南庭は東西に延びた地割になる。
東福寺227世・文英清韓が住庵していた頃、
安土・桃山時代の作庭と伝わる。





 

 

 

 

 

 

自然石と杉苔、槙、檜葉、山茶花などの植栽による。
苔は大海を表すという…。



 

 

 

 

 

 

半分しか映っていないが、
画面左の白っぽい岩盤は座禅石で、
かつては座禅を組んだらしい。

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1968年に庭師・中根金作により一部修復されている。


 

 

 

 

 

 

この先に見えるのが方丈西庭…。

 




 

 

 

 

 

方丈南庭と同じような組み合わせで、
自然石と杉苔、そして桔梗が植えられている。

 




 

 

 

 

 

先の奥書院には入れないが、
竹が組まれた円窓が印象的!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 

 

 

 

 

天得院の「桔梗を愛でる特別拝観」は
6/25~7/10までだったが、お寺の方に伺うと、
実際は桔梗はそれからドンドン咲き出し 、
この分だと7月末前後が見頃になるのでは!と言っていた。




改めて写真を見ると、人が一切映っていないので、
もし静寂なお寺と思い来られ失望されても困るので、
最後に言っておきます!大変人気のお寺ですので、

覚悟して参拝して下さい(笑)。

 

 

 

 

 




 

京都屈指の紅葉の名所・東福寺。
その塔頭のひとつ天得院は年二回のみ特別拝観。
次の公開はツワブキと紅葉が美しい紅葉シーズン。

 

 


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