アウトレイジ最終章  借りるん、安すぎです | ページをめくれ

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2013年 勤務していた会社が倒産。
50代でのサバイバルが始まりました。
これまでと同じ仕事は選択せず、
食 というテーマは変えず、違う形で、
地域に貢献できる方法を考え、
形にしていきたいと考えています。
しょうもないブログですが
よろしければお付き合い下さい。

キャンペーンでしょうか。

TUTAYAで100円で借りれたんですが、

最近映画を借りてなかったので、驚きました。

ここまで安いと、ちょっと申し訳ない気がします。

 

アウトレイジシリーズの中でも

僕は1作目は名作だと今でも思っています。

キャストも、三浦友和、北村総一朗、小日向文世さんなど

どちらかというと日常の家族や会社を背景に描いた作品で

活躍してきた役者さんを、

裏の世界で暴力と、裏切りを繰り返す

非道な役柄で出演させているところが

当時、話題にもなり、面白かった。

殺しの方法も意表をついていたし、

娯楽映画として最高におもしろく。

並みのヤクザ映画、Vシネとは全く違いました。

このあたりはさすが、たけし監督です。

 

2作目ビヨンドは関西弁を多用した、怒鳴りがやたらと多く、

これも言葉の暴力というコンセプトがはっきりしていて、

面白かったです。

大友(たけし)が実は生きていたというころは、

ちょっと無理やりやんけ と思わなくもありませんでしたが

そうじゃないと2作目ができないですからね。

 

3作目、最終章は僕の好みとしては、面白かったんだけど、

前作にちょっと及ばずって感じでした。

ヤクザの出所パーティー会場でマシンガンをぶっ放すなど、

あまりに多く簡単に殺しすぎで、そこに痛みや恐怖を想像する ま がないぶん、

こういう映画で大事な ぞっとする感じが失われていった感があります。

でもでも、夜中の山中の道路に、首だけ出して体を埋めて

そこを走る車に轢かせて殺害するシーンや、

SMのつもりで縛られてその気になっている敵対するヤクザをそのまま

爆殺してしまうシーンはこのシリーズらしくて面白かったです。

 

この映画の撮影当時、名優 西田敏敏行さんは歩行も困難なほど

体調が悪く、たけし監督はいくつかのシーンを変更したそうです。

(別の話ですが、関西の人気番組 探偵ナイトスクープ も西田局長は

休んでいた時期がありましたね。

そういえば今般、同番組の西田局長の降板予定がニュースになっており

すごい残念です。)

 

アウトレイジ最終章2017年10月公開作品。

もう、そんなになるんですね。