みなさんこんにちは。前回からの続きです。
10月13日(月)に閉幕した「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算37回目となった8月19日(火)の訪問記をお送りしています。


インド・バーラトパビリオンからさらに大屋根リングを反時計回りに入りますと、なんとも涼しげなのはスペインパビリオン。続いてはこちらに入場することにします。
スペインパビリオンは3回目。直近は2025(令和7)年7月7日訪問、10月12日アップ。

特徴のある階段を上ります。パビリオン側で、リングとだいたい同じ高さに上がるのは珍しいもの。

そして、特設ステージを回り込む形でパビリオンへ入場。


最初の展示室は、一面漆黒の世界。古くから海洋国家として成長を重ねて来た、お国の歴史を垣間見ることが出来ます。個人的にはこの雰囲気大好きです。


順路を進みます。
深海を思わせる漆黒の中から太陽が燦々と降り注ぐお国の明るいイメージに一気に展示は変わります。こちらでは、お国のレトロな絵はがきが何百枚かも並べられているところ。
以前に入場した折にも印象に残っていたもの。


やはり、スペインというと愛と情熱のお国(と勝手にイメージしているのですが)。ラブラブさ中の様子を絵はがきにするとは、なんとも大変うらやましいワクワクするもの。


これらのカップルが愛を確かめ合っているのは自然豊かな海べりのようだと、隣に飾られている絵はがきからわかります。
三重県にある「パルケエスパーニャ(PARQUE ESPAÑA、スペイン公園、の意)」しかスペイン語はわかりませんが、これはどのあたりなんでしょう。
絵はがきを拡大してみると地名がびっしり。土地勘がないのであれなんですが、右側(東側)で地中海に面しているのはわかります。

見つけました。L'Escala、はラスカーラ(またはラ・エスカーラ)と読ませる、やはり地中海に面する港町でした。グーグル地図より。



そのラスカーラについて。小さな港町だというのですが、かつては海が荒れた時に船舶が避難する良港だったそう。このあたりは日本でも同じ例はたくさんあります。

しかし、海のきれいなこと!現在では、素朴で静かな港町ということで、人気の観光地なのだといいます。年行くとなおさら、こういった閑静な街を旅してみたくなります。
こういったことも、万博のこの機会がないと知ることはなかったでしょうから。意義深いものだなと感じます。出典①。

さて、グッズショップを経由して出口に向かうのですが、なにやら長い列が出来ているではないですか。

フラメンコショーの待ち列!これは観てみたいと並ぶのですが、先着順の列は数人前で打ち切り。残念。日本に居るとそうそう鑑賞出来ないものですから、また予定を下調べしてみよう。

次回に続きます。
今日はこんなところです。
(出典①「フリー百科事典Wikipedia#ラスカーラ」)

