皆様、ご無沙汰しております。
本当にご無沙汰…約1年ぶりの更新です。
今はね、Facebook+Twitterの合わせ技でなんとかなっちゃいますもんねー。宣伝とか。
まじブログなんか書いてる暇があったら、作品観たり、芝居のトレーニングしたり、アクションの練習したりしろよ!って言う方の意見も重々わかります。
ファンがめっちゃいるならブログも重要かもだけども。うちみたいな中途半端な曲がりもんがっ!?って感じですよね。
でもちょっと自分自身に大きな出来事があって、長くなりそうなんでブログに書いて残しておこうと思います。
わたし、
先週手術をして、今日無事退院しました。
ドーン。
余り周りに言ってなかったんで、Facebookとかで入院してるみたいな事かいて驚かせてしまった方もいてすみませんでした。てゆうかこれで初めて知った方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?
でも病気が病気なだけに自分からわざわざ言う事でもないですし、それでもちゃんと近しい方やお世話になってる方には報告しましたから。たぶん。
何はともあれ、人生の初手術そして初入院をしたのでありまーす。
はぁ…これがブログでよかった。初手術。これがスピーチか何かやったら絶対噛んでるわ。初手術、手術室、手術中。
病名はちょっと伏せさせて頂きますが、私のお腹には28センチにもなる腫瘍がありましてん。
これが結構キツかったです。
2回くらい妊婦さんに間違われました。
そんだけでかいから、お腹を10センチほど切りまして。まぁ痛いのなんの。
全身麻酔が覚めてからの1日はもうほんと地獄でした。
やめてくれーお腹に中国刀を2本刺してグリグリ回すのはやめてくれーって感じ。
ある意味これもリアクションの勉強にはなりましたけど。「なんじゃこりゃ」とか言ってる余裕なんてないんだなー。とか。
だからその1日は叫びたいほどの痛さと、吐き気(麻酔や酸素吸引からくるもの)にもがき苦しんでいました。
でもその時私は仰向けに寝てたら気持ち悪かったので、横向きになっていいかと横向きに寝返りをうったら、看護師にびっくりされました。
術後に横向きになれる人はほとんどいないんだそう。横向きの方が確実に痛いから。でも私はお腹は痛いけど、気持ち悪さは横向きの方が楽になるからそっちの方が良かった。
「痛みに強いんですねー。」
と言われた。
その後も次の日午前中には可動式ベッドの力で起き上がり、しばらくして看護師の力を借りて歩かされた。手術前に主治医からの話で1日たったら、歩いちゃって下さい。と言われてましたけど、でもお腹はまだ痛いし色んなとこ管入ってるし何を言ってんだ?と思ったけど、どうやら動いた方が治りが早いらしく、私は割と頑張って必死に歩いた。右脚がジンジンするのは昨日ずっと右手右脚を下にして横向きに寝ていたせいだ。
にも関わらずまたここでも、
「いやーこんなにスムーズに行く人あまりいないです。こちらとしては有難い。」と看護師に感謝された。その後の治りも割と順調で皆に流石に元々の体力があるからな。言われました。
はい、ここで確実に皆様に胸を張っていえます。
私は、「痛みに強い」わけではなく、ただ「我慢強い」だけです。
これまでの人生の色んな我慢をしてきました。我慢、我慢、我慢をし続けてきました。
そしたらなんということでしょう。
お腹に腫瘍ができてしまいました。
我慢の塊だと。
お前もうちょっと休めよと。
我慢を吐き出せよと。
そういってくれたのかもしれませんね。
この病気を初めて聞かされた時はほんとに目の前が真っ白になりました。お先真っ暗です。
だってこんなこと自慢することじゃないけど、
タバコ吸わない、お酒も飲めない、アクションをやってるから適度な運動、というよりハードな運動、食生活こそ確かに不規則でしたが、それなりに健康を気にして野菜も食べてたし、サプリメントも飲んでました。
なのに、何で私が??????
そっからは毎日落ちこんで、この先私はアクションが出来なくなるのか?役者続けられないのか?死んでしまうのか?
と色々とダメな方へと自分を進めることしか出来ませんでした。
それでも周りに支えられながら、落ちている間もなく、あれよあれよと精密検査したら、もう手術、入院となってました。
無事退院して、今は普通にしてれば痛くないけど、くしゃみとか咳とかが来た時激痛でヒーヒー言うてます。
入院は1週間という短い期間でしたが、皆様のご想像通り、激!ヒマ!なのでその間色々と考えてました。
この病気で色々と考えさせられました。
これからのこと。自分の人生のこと。
ある意味で考える機会を与えてくれて、そしてもっと我慢をせず、自分の思ったままを表現できるように生きようと思わせてくれて良かったのかもしれない。
でもあんな痛いのもう嫌!死ぬのももっと嫌!
そんな感じでございます。
長くなりましたが、入院して一つだけ言えることは、白衣の天使はいます!!
ほんと看護師さん達がみんな天使に見えた。
自分がこんなにしんどいのに見ず知らずのこんなクソ人見知りの素直じゃない私の身の回りの世話をしてくれたり、精神面でも笑顔で「良かったね」って言ってくれてかなり救われました。
手術の時に受けもってくれた看護師さんに退院後の注意点などのお話をして頂いてる時、お礼を言って私が泣いていたら一緒に泣いてくれました。
素直じゃなく不躾な挨拶になってしまったかもしれませんが、本当に感謝しています。この場を借りてありがとうございました。
それから、入院中にお見舞いに来て頂いた方、お見舞いの言葉を下さった方本当にありがとうございます。
中冨は残念ながら、生きてます!!
今はゆっくり色々と考えながら、もっと強くなれる様頑張ります!
このお腹の傷とともに。