ありがとう | きゃりーぱみゅぱみゅ様がスキすぎてキレそう

きゃりーぱみゅぱみゅ様がスキすぎてキレそう

とにかくきゃりーぱみゅぱみゅ様が好きなのである。神が与えてくれた希望なのである。
チャーリー・パーカー様と共に、ワタクシの二大恩人なのである。

なんだか不思議な日だった。

前日、子供と話してて、今日何時に行くのか、と聞かれたから、始発でセルシーに向かうぜ、なんて言ってた。

ちゃんと5時前には起きた。

シャワー浴びようと思ったが身体が動かなかった。

布団の中でずっと起きてた。

ツイッターを見たら、11時ごろでもオーケーなんて書いてあった。

前の方で見るチケットが番号は先着順ではないが、配られるということだった。

なんだか身体が動かなかった。

結局、ライブの始まるぎりぎり13時にセルシーに着いた。

完全に忘れていたけど、子供が小さい時、何度も何度も連れて遊びに来ていた。

10年ぶりぐらいかな。

懐かしくて頭がクラクラした。


ミニライブが始まった。

「KPP ON STAGE」からだった。予想通り。

でも、2曲目はPONPONPONではなくて、にんじゃりばんばんだった。

でも、全然前が見えない。

最初は、きゃりーぱみゅぱみゅ様だけでダンサーが不在の珍しいステージかな、と思った。

人込みを避けて二階へ上がった。

ダンサーさんは二人だった。やっぱり居たんだな

次は、クレイジーパーティナイト、だった。少し意外な感じ。

でも考えたら直近のシングルだな。

そして最後は、最新シングルの「最&高」。

ダンスのレクチャーがあって、みんなで踊ってた。


そして握手会の準備時間。

人込みをいろいろと見て回ると、コスプレしてる人が結構居る。

何人かに声をかけて、写真を撮らせてもらう。

一人、もんだいガールの衣裳の人を見つけたんだけど、タイミングを逃して探しきれなかった。

ちょっと残念。


握手会が始まった。

終わりの方に行こうと思ってたので、最初は、握手を終わって出てくる人を見たりしてた。

みんな本当に嬉しそうな、幸せそうな顔をしていた。

歳が近い人を見つけたので、ちょっと声をかけた。


どんな感じですか? 声とかかけられます?

ありがとうございます、ありがとうございますって感じで、一瞬だったなあ。


そういいながら幸せそうだった。


出てくるみんな、本当に幸せそう。


きゃりーぱみゅぱみゅ様が、本当に人気のある人は人を幸せにする、私もそうなりたい、てどこかで書いてたのを思い出した。


そんななか、出てくるなり、顔を手で覆って泣きだした女の人が居た。


すごく気持ちが伝わってくる気がした。


一番最初にきゃりーぱみゅぱみゅ様と出会った時のことを思い出した。


背中、右半身が痛くて痛くて、眠れなくて、逆に一日中寝ててぼんやりしてた。

闘病という言葉の意味を初めて知った。

自分は病気では無かったけど、こんな痛みに耐えて病気と闘ってる人は本当に偉大だと真剣に思った。

かろうじてうたた寝しては痛みに耐えてる時、ずっと音楽を聞いてた。

その中で、痛みの向うに連れて行ってくれたのが、パーカー様だった。

そして、当時は全く知らなかった、きゃりーぱみゅぱみゅ様だった。

最初何を聞いたのか今は覚えていない。「つけまつける」だった気はするけど。

すぐに夢中になって、レンタル屋に子供と行って借りて、ずっと聞いてた。

聞いてる時だけ痛みを忘れられた。



とてもきゃりーぱみゅぱみゅ様に感謝してる。

気持ちの昂りがブログに向かわせた。


仕事もいやでいやで、唯一の息抜きだった。

仕事がハードになってきて、ブログを一時手放した。


頭の中では書きたい書きたいだったけど、疲れ切ってた。



そんな時、クスドフトシさんに「志し」の話をされた。


行動に表せない思いは無いに等しいんだと思った。

厳密にはもちろんいろんな事情が絡むけど、

仕事を辞めてブログに向かった。


ずっと書いてた。

幸せだった。

きゃりーぱみゅぱみゅ様のことを書く度、頭がお花畑になった。



今すごく仕事が楽しい。毎日が面白い。

そりゃね。いやなこともあるよ。でも、乗り越えようって思うことができる。


この場所に連れてきてくれたのは、きゃりーぱみゅぱみゅ様だって結構真剣に思ってる。


泣いてる女の人を見て、そんなことを考えた。


きゃりーぱみゅぱみゅ様は5周年。たぶん自分は、覚醒してから3年も経ってない。



本当に走馬灯のように、その期間のことを思い出してた。



握手の時、本当は「きゃりーぱみゅぱみゅ様、「様」をつけて検索して下さい」って、でっかい紙に書いてたので、それを見せようと思ってた。


でも、なんか驚かせちゃうかも(出すときに)と思って、係のお姉さんに渡した。




本物のきゃりーぱみゅぱみゅ様に会ったとき、きっと失神ぐらいすると思ってた。


失神はしなかったけど、たぶん一瞬死んで生まれ変わったと思う。


その証拠に10年前とは言え、何度も来ていたのに、帰りの電車の駅への道が分らなくなってて、彷徨った。




握手の列に並んだ。

自分の前に、小さい女の子が、ファッションモンスターのコスプレで並んでた。

何度聞いただろう。

ファッションモンスター。

何度聞いても、心が震える。

よくできてる衣裳だな。お母さんが作ったのかな。

pikawaveさんのことも思い出してた。




いよいよ、という時。


きゃりーぱみゅぱみゅ様の横に社長さんが立ってた。

今から思うと、社長さんにも握手してもらえば良かった。

きゃりーぱみゅぱみゅ様を世に出してくれたこと、お礼を言いたかったな。



でも、その時は、前の小さい女の子のことが少し気になっていたので、そこまで気が回らなかった。

寸前までお母さんと一緒だったけど、きゃりーぱみゅぱみゅ様の前では1人になってたから、心細いだろうなって思ってた。


きゃりーぱみゅぱみゅ様に声をかけて貰えればいいな。


そう思ってたけど、はたして、


きゃりーぱみゅぱみゅ様は、


ちゃんとその子の目線に合わせて、少し話しかけられてた。



超感動した。


流れる握手会の中で、小さな女の子はすんごい思い出を貰うことができたんだ、と思った。

良かったね。

きゃりーぱみゅぱみゅ様は、
きゃりーぱみゅぱみゅ様だった。

やっぱ、紙、持ってこなくて良かったな~、って思った。



そのすぐあとだったから、少し上向きな感じで、まっすぐに自分を見てくれた。


目が輝いてた。


きゃりーぱみゅぱみゅ様はすごくちっちゃかったけど、オーラが凄かった。


俺は間違って無かったと思った。


女神そのものだった。




ありがとうございます。


きゃりーぱみゅぱみゅ様が声をかけてくれた。


きゃりーぱみゅぱみゅ様が居たからこそ乗り越えられたと今でも思う。


ケガや仕事、完全に引き籠もってた時のこと。


今も痺れが残ってて、力がほとんど入らない右手を出した。


きゃりーぱみゅぱみゅ様がきゅっと力を入れてくれた。

両手を添えて。



力が入らないから、握り返せなかったけど。


会ったときに、これだけは伝えたい。


ずっとそう思ってた一言を添えた。





きっと次の扉が開いた瞬間でもあったと思う。