この度の北海道地震において
トトロ
被害に遭われた方々
被災されている方々
不自由な生活を余儀なくされている方々へ
心よりお見舞い申し上げます。
これ以上の被害が出ませんように。
そして一日も早く元どおりの穏やかな日々が
戻りますようお祈りしています。
台風や地震。天災による被害は
決して人ごとではありません。
当たり前の日常を過ごせている事に
感謝をしなければならないと
強く思う毎日です。
こんなご時世に申し訳ない気持ちですが…
屋久島縄文杉トレッキングツアー日記
の続きを書かせていただきますね。
ウィルソン株を過ぎると
地獄の一丁目から三丁目と呼ばれる
急な階段と急勾配の山道が続きます
ここね…
体力が消耗してきた頃にやってくる
心臓破りの難所で4キロ近いリュックの
重みで後ろに倒れでもしたら、
転げ落ちてしまうような命の危険すら
感じる怖い場所でした
やっとの思いで切り抜けたら…
お待ちかねのお弁当ターイム🍱
ガイドさんが携帯用のガスで
お湯を沸かしてくれて
グループみんなにシジミのお味噌汁を
振る舞ってくれました
そのインスタントのお味噌汁の
美味しかった事と言ったら
有り難や
ガイドさんはお湯が沸く間に
こんなサービスも用意して
くださってました
ガイドさん持参のおもちゃで写真撮影
トトロ
こんな
可愛い心遣い
嬉しいですよね。
優しいガイドさんで良かったです。
ありがとうございました😊
エネルギー補給をしたところで
再出発
次に登場したのは
大王杉でした。
縄文杉が発見されるまでは
屋久島最大と言われていた大王杉。
大王の名にふさわしい風格でした。
大王杉からまもなく進むと
世界自然遺産登録地域の看板が。
ここまで来ると目指す縄文杉まで
もうひと踏ん張り
看板からすぐの場所に
あったのが夫婦杉。
まるで夫婦が手を取り合っているかの
ように見える事から名付けられたのだそう。
微笑ましい姿に
心癒されて…
そこから
だんだんと
森が深みを増し
摩訶不思議な
世界へと
誘われ
とうとう…
キタ〜〜〜〜〜ッ
縄文杉です‼︎
喜びの自撮り‼️
疲れ過ぎて
目が若干イッちゃってます
昭和41年に発見された
屋久島最大の老木。
樹齢はいまだ不明。
ガイドさんの話によると
推定3000年以上だとか。
スピリチュアルな雰囲気に
包まれたそのお姿。
ゴツゴツとした白い木肌が
荘厳な雰囲気を醸し出していました。
この歴史的遺産である老木を守るため
観賞出来るのは十数メートル離れた
3つのデッキから。
屋久島でも人気のトレッキングコースのため
デッキにはたくさんの人がいました。
到着したのは12:20頃。
約7時間をかけて到達した
縄文杉。
デッキの上の人達にも
苦労してここまで来た甲斐があったね
という連帯感を感じました。
そんな中…
ん？
この方…
お見かけした事あるぞ…
と、思ったら…
な、な、なんと‼️
アルピニストの
野口健さん
がいらっしゃったのです‼️
家族旅行でいらしていたにもかかわらず
お優しくお心の広い野口さんは
彼に気付いた人達みんなと
写真を撮ってくださいました。
お疲れのところ
本当にありがとうございます。
少しだけお話しをさせていただいたのですが
富士山に登った時にゴミが落ちていなくて
感動しました、野口さんが率先してゴミを
片付けていらしたそのお力だと思います
と言うと
野口さんは気さくに
僕ではなく
皆さんの意識が変わったのですと。
その言葉にも爽やかな笑顔にも感動。
縄文杉の前で
アルピニストの野口さんと
出会えた幸運に
今回の縄文杉トレッキングツアーが
更に良き思い出として心に残りました。
振り返ると、
縄文杉までの道中
人が残したゴミは一つも
落ちていませんでした。
自然の美しさは人の意識を変える。
守り
守られ
自然と共存する。
時に人に牙を向く自然。
だが、人も自然に牙を向けている。
持ちつ
持たれつ
戦いながら
助けられながら
絶妙なバランスを取り
共存し続ける自然と人。
この美しい自然と
いついつまでも
共存し続ける事が出来ますように。
微力であっても小さな事から
自然を守る意識を忘れずにいようと
決意を胸に縄文杉を後にしました。
その後…
約5時間をかけて
もと来た道を戻り…
17:20
無事ゴール
🎊
🎊外反母趾や小指のマメなど
足の痛みに耐えながらも
グループの方々に
ご迷惑をおかけする事なく無事
ゴールが出来てホッとしました。
苦しみがあるからこそ
達成感がある‼️
つらくても
思い通りにならなくても
それを乗り越えた時の達成感は
順風満帆よりも
喜びが間違いなく大きい‼️
以上
屋久島縄文杉トレッキングツアー日記
でした。
最後までお読みくださいまして
本当にありがとうございました
屋久島。
摩訶不思議なスピリチュアルな世界で
ありながら
何か人の意識を変えてくれる
そんな場所のようです。
一生に一度は是非。
足に自信のある方なら尚更
おススメです。